井上尚弥に2回TKO負けも紳士ぶりが話題に ボクシングのWBAスーパー&WBC&IBF世界バンタム級王座統一戦で井上尚弥(大橋)に2回TKO負けした39歳のノニト・ドネア(フィリピン)。さいたまスーパーアリーナで行われた再戦は264秒で決着…

井上尚弥に2回TKO負けも紳士ぶりが話題に

 ボクシングのWBAスーパー&WBC&IBF世界バンタム級王座統一戦で井上尚弥(大橋)に2回TKO負けした39歳のノニト・ドネア(フィリピン)。さいたまスーパーアリーナで行われた再戦は264秒で決着がついたが、今回ドネア陣営入りしていた元世界2階級制覇王者がともに日本の電車で移動する様を紹介。「彼の左フックは凄かった」「何も恥じることはない」と海外ファンから労いのコメントが寄せられている。

 井上と2年7か月ぶりの再戦で、ドネアは初回終了間際に右ストレートを浴びてダウン。続く2回も猛攻を受け、2回1分24秒でTKO負けを喫した。敗れたリング上ではお辞儀するなど紳士ぶりを貫き、試合後に井上を称えるコメントも海外メディアが伝えていた。

 今回の試合前にトレーナーを務めるなど、ドネアの陣営に加わっていた元世界2階級制覇王者ジェシー・バルガスは、ドネアが日本の電車に乗って移動する姿を自身のインスタグラムに公開。帽子にメガネを被って座席に座っており、なんとも庶民的なワンシーンだ。

 バルガスは「リスクなしでは報酬もない。自分が何たるかを証明するために日本の東京に来たブラザーを誇りに思う。現代のグラディエーターだ。次に何を見せてくれるか楽しみにしているよ。ノニト・ドネア、あなたには常に自分がついている。彼は史上最高の選手の一人だ」と投稿文面でドネアを労った。

 海外ファンからも「何も恥じることはない」「ジェシーも同じレベルの選手だよ」「彼は史上最高の選手で(負けても)それは変わらない」「彼の左フックは凄かった」などとコメントが書き込まれていた。(THE ANSWER編集部)