御年86歳を迎える元ミランのオーナー、シルヴィオ・ベルルスコーニ氏に率いられ、来シーズンからクラブ史上初となるセリエAの…

御年86歳を迎える元ミランのオーナー、シルヴィオ・ベルルスコーニ氏に率いられ、来シーズンからクラブ史上初となるセリエAの舞台に挑むモンツァ。ここ数年インテルで苦悩するイタリア代表MFステファノ・センシ(26)の獲得を目指しているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が報じている。

2019年7月にサッスオーロからインテルの一員となったセンシ。セントラルハーフを本職としており、豊富な運動量もさることながらゲームメイクの能力も非常に高く、現イタリア代表指揮官であるロベルト・マンチーニ監督が高く評価する選手としても知られる。

インテル加入直後こそコンスタントに出場機会を得ていたセンシだが、19年10月以降はケガとの戦いが続いている。ローン移籍でサンプドリアに在籍した今シーズンの後半戦こそ11試合1得点を記録したが、この期間を除いたインテルでの2シーズン半で公式戦通算52試合の出場にとどまるなど、継続的な輝きを見せられていない。

『カルチョ・メルカート』によると、ベルルスコーニ氏の右腕として名高いモンツァのアドリアーノ・ガッリアーニCEO(最高経営責任者)は、以前よりセリエAに昇格した際のシナリオとしてセンシ獲得の構想を描いていた模様で、インテルとの取引においては1500~2000万ユーロ(約21~28億円)が必要になる見込みとのことだ。

なお、インテルとモンツァの両者はセンシ以外にも複数の選手に関する話し合いを続けており、すでにインテルからモンツァへの移籍が決まった元U-17イタリア代表GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(24)や、センシ同様にモンツァが関心を寄せるインテルのイタリア代表FWアンドレア・ピナモンティ(23)などを合わせると、両者間で総額4500万ユーロ(約64億円)を超えるディールとなる可能性を指摘されている。

モンツァはセリエBからの昇格組であるだけに、さすがにこれほどの金額となると難しいのではないかと考えられるが、元ミランのコンビであるベルルスコーニ氏とガッリアーニ氏が久々のセリエAの舞台で台風の目となるべくビッグネームの獲得を模索しているのは事実。上位クラブのみならず、昇格組モンツァの今夏の動向からも目が離せない。