今週は東京競馬場でGIII・エプソムカップ(芝1800m)が行われる。
エイシンヒカリやエイシンデピュティ、マーベラスサンデーなどのちのGI馬を輩出したレース。秋のGI戦線を目論む馬たちが出世街道を歩むべくエントリーしてきた。
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過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに、有力馬と穴馬候補を紐解いていく。
■ダーリントンホールを後押しする「騎手×厩舎」
コントレイル世代の一角としてクラシック戦線に参戦。一時期の不振を脱したダーリントンホールがこの舞台に臨む。マイル戦の前走は久々の馬券内も勝ち切ることはできず。200mの距離延長がどのように働くのか……同馬を後押しするのは以下のデータだ。
・芝1800mの成績【2-0-1-0】 ・C.ルメール×木村厩舎の2022年重賞成績【0-7-0-2】
東京芝1800mはC.ルメール騎手とのコンビで共同通信杯を制した舞台。当時が稍重だった点から仮に道悪でも問題なく、高速馬場が続いた近走より条件は向くだろう。東京開催で改めて存在感をアピールするC.ルメールを背に重賞勝利に向けてロックオンだ。
■ノースブリッジは距離別データが追い風に
ハイレベルと目される4歳世代も複数頭が参戦予定。なかでも派手な勝ち方をみせたジャスティンカフェが注目されているが、この項で取り上げたいのはノースブリッジだ。まずはこちらのデータをご覧いただきたい。
・1800~2000mの成績【4-0-1-1】
馬券外に敗れたのは2走前のみ。当時を振り返ると、スタートで出遅れたことで道中通過順は【16-15-15】。本来の先行策とはほど遠いレースゆえ参考外で良いだろう。4角3番手以内を進んだ際は馬券内率100%を誇る馬でもあり、トーラスジェミニを行かせて番手追走が叶えば上位進出が期待できる。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。



















