巨人は9日の西武戦(ベルーナドーム)に4ー3と勝利。主将・坂本が故障から復帰し、いきなり5打数3安打1打点の猛打賞。チームを勢いづける先制打で連敗を3で止めた。
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先発の菅野が発熱で登板回避。急遽、代役を務めたドラフト3位の赤星が粘り強く投げ、試合を作った。走者を背負いながら、5回2安打1失点。要所を締め、4月17日以来の3勝目を挙げた。
久々に投打がかみあっての快勝となったが、舞台裏で注目を集めたのはこの日、放送されたBSテレ東で巨人OBの中畑清氏と共に解説を務めた落合博満氏の発言にもあった。
現役時代に三冠王を3度獲得、中日監督時代には4度のリーグ優勝にチームを導くなど名将として知られる。最近はユーチューバーとしても現在の球界に活発な発言を行っている同氏が両軍ナインに向けてどんな発言をするのかが注目された。
様々な話題に及ぶ中、目を向けたのはこの日、途中出場となった巨人・小林の打席だった。7回二死一、二塁の好機、直前に立岡のタイムリーが飛び出し、4ー1とリードを3点に伸ばした場面だった。打席に入った小林の打率が2年連続で打率0割台(20年・056、21年・093)と低迷していることに触れられると「バッティング練習してるんでしょ?」と苦笑しつつ、小林は捕手というポジションから「キャッチャーだからどうやって自分がリードするか頭の中に置いたら、バッティングも良くなると思うんだけど」とアドバイスする場面もあった。
さらに打撃向上のために大事な練習としては「素振り」をあげた。「下半身もどっしりしてくるし、インサイドならインサイド、アウトコースならアウトコースと設定して打つこともできる。来るボールに左右されることもなく自分の世界に入って打つことができる」とメリットを掲げた落合氏。結局、この回、小林は空振り三振に倒れた。
現在は大城が打撃不振のため二軍落ちと、正捕手争いをする小林にとっては巻返しを図りたいところだが、厳しい状況が続いている。先月27日の日本ハム戦ではエース・上沢から1001日ぶりのマルチ安打をマークしたことが話題となったが、ここ最近の6試合では12打数ノーヒット。四球も選べず、課題の打撃で再び「危険水域」に近づいている。
若手も追い上げてきている。9日の西武戦、急遽先発となったドラフト3位ルーキーの赤星とバッテリーを組んだのは、プロ初先発マスクとなった高卒3年目の山瀬慎之助捕手(21)だった。5回まで出場し、赤星を2安打1失点と好リード、打撃でも4回一死から左前打をマークするなど攻守にわたって躍動した。これには原監督も「いい風を吹かせたと思いますよ。小林にしても、岸田にしても大城もそうだし。何か奮起に、いろいろな意味で何かの材料になると思いますよ。立派だった」と若武者の奮闘をたたえた。
強肩とリード面を評価されてきた小林も今年で33歳シーズンを迎えた。ここに至るまで正捕手獲りに至っていないのは、課題の打撃にあることは本人が一番わかっているだろう。リーグ戦が再開すれば、いよいよ「打てる捕手」が求められる。小林にとってこの壁を乗り越えられるか、正念場となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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