DeNAの今永昇太投手が7日の日本ハム戦(札幌ドーム)でノーヒットノーラン(無安打無得点試合)を達成した。今季の日本のプロ野球では4月10日にロッテの佐々木朗希投手が28年ぶりの完全試合を成し遂げ、5月11日にソフトバンクの東浜巨投手が西武戦(ペイペイドーム)でノーヒットノーランを果たした。継投によるものを含めてレギュラーシーズンで年間3度もノーヒットノーランが記録されたのは2012年以来、10年ぶりだ。
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一方、太平洋を越えた大リーグでの今季の達成回数は継投によるもの含めて2度。出現頻度は日本の方が実は多い。過去に達成回数が日本の方が多かったシーズンは直近では2006年で2度。その年の大リーグは1度だけだった。
今永が記録した試合は開幕から75日目。レギュラーシーズンの試合日程は現時点で9月28日まで組まれており、単純計算だと、今季は計9度のノーヒットノーランが生まれる可能性はある。ちなみに大リーグでシーズン最多は昨季の9度。それまでの最多は1884年の8度で、137年ぶりに記録を塗り替えた。
プロ野球界でノーヒットノーランが続出する理由が議論されているが、頻繁に指摘されているのは全体の打率の低下だ。6月7日時点でセ・リーグの打率が.243で、パ・リーグは.235。2020年以降、セは「.254→.251→.243」、パは「.246→.241→.235」といずれも落ち込んでいる。これは大リーグでも同じ傾向にあり、2019年以降、「.252→.245→.244→.240(6月7日時点)」となっている。
米メディアによると、大リーグで昨季にノーヒットノーランが急増した理由が議論された際に、レッズのベル監督は「直感だが、投球のレベルが上がっている」と指摘している。打球の解析技術が向上し、打球スピードや角度がカメラやセンサーを通じて簡単に割り出されるようになったことも投手を有利にさせているという。
大リーグ機構も〝投高打低〟の傾向を懸念して独立リーグのアトランティックリーグの協力を得て、昨季は投手板から本塁までの距離を1フィート(30・48センチ)伸ばす実証実験なども実施された。現行の18.44メートル(60フィート6インチ)と定められたのは今から129年前の1893年。野球のルールにも大きなメスが入る時期を迎えているのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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