今季度重なるケガに見舞われているラドゥカヌ6月7日、WTA250「ロスシー・オープン・ノッティンガム」(イギリス・ノッティンガム)シングルス1回戦、ワイルドカード(主催者推薦)で出場のエマ・ラドゥカ…

今季度重なるケガに見舞われているラドゥカヌ

6月7日、WTA250「ロスシー・オープン・ノッティンガム」(イギリス・ノッティンガム)シングルス1回戦、ワイルドカード(主催者推薦)で出場のエマ・ラドゥカヌ(イギリス/世界ランク11位)は、ビクトリア・ゴルビッチ(スイス/同55位)と対戦。第1セット3-4となったところで、左脇腹痛のため、途中棄権した。

【写真】“左脇腹痛で無念の棄権”コートをあとにするラドゥカヌ

第1ゲーム、ブレークからスタートといい流れで入った試合だが、直後の第2ゲームでブレークバックを許す。その後、第4ゲームで再びブレークしたものの、またも直後にサービスを破られ、第7ゲームでもブレークを許して3-4に。セット途中、メディカルタイムアウトを取って治療を受けて薬を服用。プレーを続けていたラドゥカヌだが、ここで棄権を申し出た。

試合後、「引っ張られているような感じ。明らかに異常な状態。自分では診断がつかない。検査を受けてみるわ」と語ったとイギリス各紙が報じている。

昨年秋のUSオープンでは、18歳(当時)にしてノーシードから優勝を果たしたラドゥカヌだが、今シーズンは災難続き。1月の全豪オープンでは右手にマメ、2月のWTA250グアダラハラ大会では足の負傷、4月のビリー・ジーン・キング・カップでは足にマメ、5月のWTA1000「BNLイタリア国際」では背中の痛みで棄権、そして今回の左脇腹と度重なるトラブルに苦しんでいる。

今月末には、母国でのグランドスラム「ウィンブルドン」も待っている。左脇腹の問題が大事に至らないことを祈りたい。