男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は7日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク68位のA・マレー(イギリス)が予選勝者で同116位のC・オコネル(オーストラリア)を6-4, 6-3のストレートで下し…

男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は7日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク68位のA・マレー(イギリス)が予選勝者で同116位のC・オコネル(オーストラリア)を6-4, 6-3のストレートで下し、初戦突破を決めた。試合後、マレーは自身の状態について明かし、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)出場に向けて言及した。
元1位のマレーが母国イギリス以外のグラスコートの大会へ出場するのは、2005年7月のホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)以来、実に17年ぶりのこと。
マレーは第1セット、序盤3ゲームを連取されるも、第5、第7ゲームでブレークに成功して先取する。
第2セットでは1度もブレークを許さず、第3、第9ゲームでオコネルのサービスゲームを破り、1時間35分で勝利した。
男子プロテニス(ATP)は公式サイトにマレーのコメントを掲載。次のように自身のコンディションについて語った。
「去年と比べると、まったく違う感じだ。去年は、クイーンズに向けてほとんど練習していなかったし、練習していても(うまく)動けなかった...ウィンブルドンの4日前くらいまでは調子が悪かった」
「今年は3週間芝で練習し、準備に支障をきたすようなフィジカルの問題もなかった。先週はたくさんの試合をこなすことができたし、ウィンブルドンに向けて、次の数週間はもっと多くの試合をこなしたいと思っている」
「ここ数年、一貫した強さを発揮できていないけど、単発的な結果ではできている。復帰して以来、世界のトッププレーヤーたちを倒してきたけど、コンスタントではなかった。今は怪我もなく、たくさんの大会に出場して、すぐにそのような状態に戻れたらと思っているよ」
なお、この日勝利したマレーは2回戦で、第7シードで世界ランク42位のA・ブブリク(カザフスタン)か先週敗れている同77位のクドラのどちらかと対戦する。

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