Amazon プライム・ビデオで独占生配信 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)が7日、さいたまスーパーアリーナでWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)に2回TKO勝ちし、日本人初の3団体王座統一に…

Amazon プライム・ビデオで独占生配信

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)が7日、さいたまスーパーアリーナでWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)に2回TKO勝ちし、日本人初の3団体王座統一に成功した。わずか264秒で決着。ツイッター上のファンも衝撃を受けており「え、もう終わった」「バケモン」と続々と投稿されていた。

 井上は布袋寅泰の生パフォーマンスで入場。約1万7000人の大観衆は大いに盛り上がった。緊張感が充満する中、開演のゴング。初回終了間際に井上の右ストレートが左テンプルを貫いた。ドネアはたまらずダウン。これは何とか立ち上がり、初回終了のゴングが鳴った。

 2回、井上が左フックを浴びせてぐらつかせた。ロープに追い詰めて猛攻。反撃に出るドネアに左ボディーを入れ、さらにダメージを与えた。最後は猛ラッシュ。2度目のダウンを奪い、早々に決着した。衝撃の展開に観衆は立ち上がって大熱狂。井上はコーナーに上がって歓声に応え、ドネアと抱擁を交わした。会場からはドネアコールも沸き上がり、敗者を称えた。

 12ラウンドの激闘となった2019年の対戦から一転、開始264秒でドネアを駿殺。ツイッター上のファンも驚きを隠せない。「井上尚弥エグすぎ」「バケモンかよ笑」「ドネア弱くないんだぞ…怖いくらい井上が強い」「どんな強さだよ、、、」「もう敵無しやな」「今日の井上くん、過去一強くない?」「この世のものとは思えない速さ、強さ」「布袋の前説より早く終わったんじゃね?」「相手はあのドネアだよ?」「え、もう終わった」などと書き込まれていた。

 ドネアを圧倒した井上はWBAは7度目(正規王座を含む)、IBFは5度目の防衛に成功し、自身の持つ日本人の世界戦連勝記録を「18」に更新。日本人に馴染み深いWBCのバンタム級王座を奪い、4団体統一の偉業に王手をかけた。(THE ANSWER編集部)