■6月6日/キリンチャレンジカップ2022 日本代表 0ー1 ブラジル代表(国立) ブラジル代表と日本代表が激突した6月…
■6月6日/キリンチャレンジカップ2022 日本代表 0ー1 ブラジル代表(国立)
ブラジル代表と日本代表が激突した6月6日の国立競技場。6万3638人の観衆が集まったこの地で、“夢”を叶えた人が多くいた。セレソンを、そしてネイマールの姿を見たいという人が、そのプレーを直に見ることができたからだ。
試合前から“戦い”は始まっていた。チケットは発売後すぐに完売となり、高額転売すらされたほどの入手困難度。そんな“争奪戦”を乗り越えて現地観戦できた人は、SNS上に思い思いの感想を述べていた。
「学校休む価値があった ネイマールを生で見る夢が叶った…」
「ネイマールのシュート、キックを生で見れて感動」
「大学生活での目標ネイマール生で見るしかなかったのにもう叶っちゃった」
「最高すぎて死んだ 生ネイマールやばすぎ 上手すぎるよ」
6月2日に行われた韓国戦で78分間出場していたため、日本戦では短い出場時間の可能性もあったが、見事にフル出場。PKで1得点を決めただけでなく、ドリブル突破や抜群のコントロールにシュートと、その妙技を存分に披露した。ネイマールがピッチに現れた際の国立競技場の歓声は、ピッチに地響きを引き起こしているかのようだった。王国の10番は、その姿だけで日本人の感情を揺さぶったのだ。
■セレソン相手に果敢に挑んだ28分
そんなネイマールに心を動かされたのは観客だけではない。日本屈指のドリブラーである三笘薫もその一人だ。試合後、三笘はネイマールに近づくと握手を求めた。その笑顔は、ふだんは見せないほどの満面の笑みだった。
三笘は左ウイングを切り裂くドリブラーで、かつてのネイマールもプレーしていたポジションだ。3月に行われたワールドカップのアジア最終予選・オーストラリア戦では同サイドを切り裂いて2ゴールを奪う圧巻のプレーを見せた。この試合では途中出場だったが、72分にピッチに立つとセレソン相手に果敢に挑んだ。世界最高峰のクラブに所属するDFを相手に見事な突破とまではいかなかったものの、このレベルでも脅威になれることを感じさせた。
国立で6万人が気持ちを高ぶらせた夢の90分。このまま日本サッカー界がさらに盛り上がることを願うばかりだ。