3・4月度の最優秀バッテリーだった阪神の青柳&梅野、ロッテの佐々木朗&松川もノミネート プロ野球を盛り上げたバッテリーを…

3・4月度の最優秀バッテリーだった阪神の青柳&梅野、ロッテの佐々木朗&松川もノミネート

 プロ野球を盛り上げたバッテリーを毎月表彰する「2022 プロ野球月間最優秀バッテリー賞 powered by DAZN」。セ・リーグは元ヤクルトの秦真司氏、パ・リーグは元横浜・ソフトバンクの多村仁志氏が選考委員を務める5月度の候補がDAZN公式ツイッターで発表された。各3組の候補は以下の通り(対象は4月26日~5月22日)。

【セ・リーグ】
○ヤクルト・小川泰弘-中村悠平

 小川は期間中に登板した全3試合で7回自責点2以内のハイクオリティスタート(HQS)を記録。リーグトップの防御率0.39と抜群の安定感を誇った。中村は下半身のコンディション不良から5月3日に復帰し、いきなり小川を完封勝利に導いた。打撃面でも打率.371と貢献し、上位進出の原動力となった。

○阪神・青柳晃洋-梅野隆太郎

 3・4月度の月間最優秀バッテリーが2か月連続のノミネート。青柳は4月29日の巨人戦で完投勝利、5月6日の中日戦ではサヨナラ負けを喫したものの、延長10回を1人で投げ抜いた。梅野は青柳とのコンビで期間中、2勝、防御率1.48と好リードした。

○中日・柳裕也-木下拓哉

 柳は期間中、木下とバッテリーを組んだ3試合全てでHQSを記録して2勝を挙げた。30奪三振はリーグトップ。木下は打率.281、1本塁打3打点と打撃面でも存在感を示した。

ソフトバンクの東浜は3試合に投げて自責点はわずか1

【パ・リーグ】
○ソフトバンク・東浜巨―甲斐拓也

 東浜は5月11日の西武戦で沖縄出身者として初となるノーヒットノーランを達成。期間中に3試合に投げて、自責点はわずかに1。リーグトップの防御率0.39で2勝をマークした。甲斐は東浜の登板試合で打率.333とバットでも貢献した。

○楽天・田中将大―炭谷銀仁朗

 田中は5月10日のロッテ戦で日本球界復帰後初となる完封勝利を挙げ、期間中に登板した4試合で防御率1.78、リーグトップの29奪三振をマークした。炭谷もリード面だけでなく、捕手でリーグ2位の5打点をマークした。

○ロッテ・佐々木朗希―松川虎生

 3・4月度の最優秀バッテリーが2か月連続のノミネート。佐々木朗は期間中に登板した3試合で6回以上1失点以下と好投。計19回で27奪三振と驚異の奪三振率を記録した。松川は打撃面では苦しんでいるものの、期間中の防御率は1.42と佐々木朗をリードした。(Full-Count編集部)