テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日、車いすテニスの男子ダブルス決勝が行われ、国枝慎吾/ G・フェルナンデス(アルゼンチン)組は第1シードのA・ヒューエット(イギリス)/ G・リード(英国)組に6-7…

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日、車いすテニスの男子ダブルス決勝が行われ、国枝慎吾/ G・フェルナンデス(アルゼンチン)組は第1シードのA・ヒューエット(イギリス)/ G・リード(英国)組に6-7 (5-7), 6-7 (5-7)のストレートで敗れ、2019年以来3年ぶりの優勝を果たせず。国枝は2015年以来7年ぶりの全仏オープン単複制覇とはならなかった。試合後、国枝はSNS上で心境を明かした。
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国枝慎吾はインスタグラムで次のようにつづっている。
「6-7, 6-7で敗れ残念ながらダブルス優勝とはなりませんでした。パートナーのフェルナンデスにも感謝!当初は全仏で帰国予定でしたが、報道された通りウィンブルドンやイギリスの大会がポイント対象外になってしまうという影響で、あと1週間フランスのニースで大会出場してから帰ることにしました。試合と休養を上手く配分しながら過ごしたいと思います。応援有難うございました!!」
当初4日に行われる予定だったが、雨により5日に順延となったダブルス決勝は第1セット、互いに4度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。接戦となるも国枝/フェルナンデス組は終盤で2ポイントを連取され先行される。
続く第2セットでもブレークの奪い合いとなる。タイブレークに突入するも国枝/フェルナンデス組はものにできず、2020年大会の決勝、昨年大会の準決勝に続きヒューエット/リード組に敗れた。
なお、国枝は前日の4日、今回ペアを組んだフェルナンデスとシングルス決勝で対戦。6-2, 5-7, 7-5のフルセットで破り、2018年以来4年ぶり8度目の優勝を果たした。38歳の国枝にとって1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に続く四大大会27度目のシングルス制覇となった。