現役時代は阪急ブレーブス(当時)で活躍。引退後は投手コーチとしてダルビッシュ有や田中将大など、数多くの名投手を育て上げた佐藤義則氏が、ヤクルトなどで現役時代に活躍、引退後は楽天、巨人などでもコーチを務めた現・BCリーグ新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ監督の橋上秀樹氏のYouyubeチャンネル「アナライズTV」にゲストとして登場。身長やスピードがなくても左ピッチャーが活躍できる理由を解説した。
【動画】佐藤義則氏が語る、左ピッチャーは絶対に有利!サイドスローの天国と地獄!
通算179勝の勝利数を誇るヤクルト所属の石川雅規投手や、現役時代は日本ハムで通算4度の二桁勝利を挙げた武田勝投手など、左投手には身長がさほど高くなく、スピードが出なくても勝てる投手が存在する。
「右投手はアンダースローや横手投げ以外はだいたい上から素直に投げてくるからバッターとしたら見やすいけど、左投手はバッターの後ろから手が出てくるからその分バッターは打ちづらい。だから多少ボールが速くなくてもスライダーの曲がりがいいピッチャーは抑えられる」
左投手特有のタイミングの取りにくさが、身長やスピードといったハンデを補っているのだろうと佐藤氏は分析した。そういった有利さは、左投手の選手寿命にも大きなつながりがあるという。
橋上氏が「左投手は選手寿命が長い人が多い気がするんですよ」と選手寿命について言及すると、佐藤氏は「スピードがなくても投げられるから(笑)」と説明。加えて、左投手が少ないということも関係しているという。50歳まで現役を続けた元中日の山本昌投手などもその代表格にあたるだろう。
「左の本格派が首になりそうになったら、(手の投げる位置を)横にして。阪神で言ったら吉野(誠)やソフトバンクの嘉弥真(新也)も横にして成功した1人なんだよね」
左投手という希少性を生かしてサイドスローやアンダースローに転向することで、ワンポイントなど自身の活路を見いだすことが長い現役生活へとつながっていく。たとえ、身長やスピードがなくても左投手がプロとして偉大な成績を残すことにはこのような秘密があったという。
なお動画内では、投手の投げ方の変更の裏話や、キャッチャーの重要性などについても言及している。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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