巨人の若武者、増田陸内野手(21)が存在感を示している。
巨人は1日に行われたソフトバンク戦(東京ドーム)に3ー6と敗れた。苦手意識が消えないソフトバンク相手に苦戦しているが、そんな中でも「6番・一塁」で先発出場した増田陸は2号ソロを含む2安打1打点と気を吐いた。
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ゲームは先発のドラフト3位ルーキーの赤星が4回3分の1を6安打6失点KOと試合を作ることができず、5回までに5点差をつけられる一方的な展開となった。
そんな中でも少しでもやり返す姿勢を見せたのはこの日、初の6番起用となった増田陸だった。4点を追う7回に東浜のシンカーを捉え、左翼席へ飛び込む2号ソロを放つと、9回2死で回ってきた第4打席でも左前打とマルチ安打を記録。前日5月31日の同戦から、打順も一つ上がったが、見事、首脳陣の期待に応えた。
原監督は必死にアピールを続ける増田陸に関して「打席も内容が良かったし、最後もああいう場面でヒットが出ているのは、やっぱり、いいですね」と高く評価した。前日の試合でも守護神のモイネロからヒットを打ち、「初球の真っすぐも振りに行けて、あのカーブをヒット打つわけだから。大したもんだね」と指揮官に称賛されていた。
ここにきて、一塁での出場を続けている増田陸に関してはこんな声もある。
「遊撃の中山といい、チームが急速に若返りを図っていることを強く感じる起用。守備に関してもフットワーク軽く、打撃でこのように続けていい内容を出せれば、首脳陣の目もいよいよ変わってくる」(球界関係者)
増田陸にとっても、めぐってきたチャンスを簡単に手放す気はない。18年ドラフト2位入団、今年で高卒4年目を迎える。ポスト坂本の最右翼として期待を集めてきたが、ここまで結果を残せていなかった。今シーズンは育成選手としてスタートし、3月に再び支配下を勝ち取っていた。「今年は本当に生きるか、死ぬかの戦いだと思っている」と強い意気込みを示していた。
そして、増田陸が一塁に定着すると、いよいよ立場が厳しくなるのは、中田、中島といったベテラン勢になる。特に中田は開幕戦こそ、「5番・一塁」で先発出場を果たしたものの、その後は調子を崩し、4月中に二軍落ちとなった。再昇格となった5月も、先の日本ハム戦では古巣相手にホームランを放つなど存在感を示したが、再び先発出場から外れている。
「中田の場合、守備力はあるが、勝負どころで弱いところがある。すでにこれまで何度もチャンスを与えているとあって、ここからは代打でも結果を重ねていくしかない」(同)
その中田はこの日の試合では3点を追う9回二死一塁に代打で出場。巨人ファンのボルテージは一気に上がったが、結果は遊ゴロに倒れ、試合終了となった。
一躍、激戦区となった一塁ポジションを奪うのは果たして誰になるのか。今後も注目のポジションとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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