柴原瑛菜/クールホフがグランドスラムタイトルに王手現地6月1日、「全仏オープン」混合ダブルス準決勝が行われ、第2シードの柴原瑛菜(橋本総業HD/女子ダブルス世界ランク8位)/ウェズレイ・クールホフ(…

柴原瑛菜/クールホフがグランドスラムタイトルに王手

現地6月1日、「全仏オープン」混合ダブルス準決勝が行われ、第2シードの柴原瑛菜(橋本総業HD/女子ダブルス世界ランク8位)/ウェズレイ・クールホフ(オランダ/男子同11位)は、第3シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ/女子同6位)/ジョン・ピアース(オーストラリア/男子同15位)と対戦。6-3、6-4で下し、決勝進出を果たした。

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試合序盤、クールホフのキレのあるショットで崩していたが第3ゲームでリードを許して1-3となってしまう。だが、2人の間に悪い雰囲気は漂わない。攻撃的な姿勢を崩すことなく第6、第8ゲームとブレークし、5ゲームを連取して逆転でセットを奪った。

続く第2セット、第3ゲームでチャンスを握ると、ダブロウスキーがスマッシュをミス。柴原/クールホフがブレークに成功すると、その後も集中力は高く、落ち着いてポイントを積み重ねていく。5-4で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチ、1ポイント目で柴原がスマッシュを決め、流れを作り40-15でマッチポイント。最後はダブロウスキーのフォアハンドがサイドラインを割り、ストレート勝利を収めた。

混合ダブルスにおける日本勢のグランドスラム決勝は、1999年USオープンの杉山愛/マヘシュ・ブパシ以来のこと。全仏オープンに限っては1997年の平木理化/ブパシ以来、25年ぶりのことである。

2日にセンターコートの「コート・フィリップ・シャトリエ」第1試合で行われる決勝で、柴原/クールホフは、ウルリッケ・エイケリ(ノルウェー/女子同43位)/ヨラン・フリーゲン(ベルギー/男子同50位)と対戦する。

■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート

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