川崎ブレイブサンダースは1日、パブロ・アギラールとの契約が今シーズンをもって満了となり、自由交渉選手リストへ公示したと発表し…

 川崎ブレイブサンダースは1日、パブロ・アギラールとの契約が今シーズンをもって満了となり、自由交渉選手リストへ公示したと発表した。

 スペイン出身で現在33歳の同選手は、203センチ99キロのパワーフォワード。スペインやイタリアなどのクラブを経て2020年に川崎へ入団した。シーズン終了後スペインへ戻るも2020-21シーズンに川崎へ復帰し、今シーズンは49試合の出場で548得点(平均11.2得点)389リバウンド(同7.9リバウンド)をマークした。

 アギラールは退団にあたり、クラブを通じて「この経験で素晴らしい人々に会えたことが私の財産です。たくさんの思い出があり、天皇杯二冠は簡単ではありませんでしたが、全員で成し遂げたものだと思います。そしてサンダースファミリーの皆さま、あなたたちは最高です! 今後のチームの発展を願っています!」とコメント。

 また、同クラブの北卓也ゼネラルマネジャーは、「日本を、川崎を、そしてラーメンを愛し、日本語も積極的に覚えチームメートやスタッフとコミュニケーションを取る姿、いつも明るく笑顔を振りまく姿は、苦しいときでも顔を上げて関わるすべての方々に感謝を持ってプレーしようというチームスタイルを象徴する存在でした」と語り、「来日初年度は1試合のみの出場となってしまいましたが、その後2シーズンにわたって彼とともに時間を過ごすことができたことを嬉しく思うと同時に、心から感謝の意を伝えたいと思います。新天地での活躍を心から祈っています」と感謝を述べた。