5月も残り1試合、大谷の今季成績を昨季と比較 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)の本拠地ブル…

5月も残り1試合、大谷の今季成績を昨季と比較

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)の本拠地ブルージェイズ戦で10号ソロ、11号2ランと2打席連続本塁打を放ち、メジャーでは自身4度目となる年間2ケタ本塁打を達成した。米国時間では5月は残り1試合。今季ここまでの成績を昨季の同時期と比較するとともに、6月の打棒爆発に期待できる数字を紹介する。

 試合前まで5試合、17打席連続無安打が続いていた大谷。ブルージェイズ戦でここ最近のうっぷんを晴らすかのような豪打を放った。まずは初回の第1打席、低めの変化球をとらえた打球は右翼席へ。飛距離413フィート(約125.9メートル)の先制ソロで2年連続2ケタ本塁打を達成すると、続く3回無死一塁の第2打席では速球を捉えて豪快な中越え2ラン。今季3度目の1試合2発で、米国の実況席からも「スゴイ!」の日本語が飛び出した。

 ここから量産体制に入りたい二刀流。歴史的シーズンを送った2021年と比較し、打者としては今季は不調であると指摘する声もあるが、今季を昨年5月終了時点のスタッツを比較すると下記のようになる(左が2022年:48試合、右が2021年:50試合)。

【打率】.249(185-46)―――.263(186-49)

【本塁打】11本―――15本

【打点】32点―――40点

【二塁打】8本―――11本

【三塁打】0本―――3本

【三振】50個―――60個

【四死球】21個―――19個

【OPS】.796―――.927

 確かに昨季の方が優れている数値は多く、最も差が目立つのは長打率と出塁率の合算値である「OPS」だ。出塁率は昨季5月終了時が.330に対し、今季.325と大差ない。一方で長打率は昨季.597だったのに対し、今季はここまで.470となっている。ただ、長打が減っているとはいえ、まだまだここからの爆発で昨季並みの数字に持ち直せる時期だ。

6月に強い大谷、昨年25安打のうち単打はわずか5本

 今季11本塁打は29日(日本時間30日)時点でリーグ5位タイ(1位は18本のアーロン・ジャッジ)。昨季MLBで40発以上打った5人の打者のうち、大谷が唯一2ケタに達している。そこまで悲観的になることもなく、さらに上昇気流に乗っていきたいところ。今後に期待を抱かせるデータとして、大谷は6月に良く打っているという過去のデータがある。

 昨年は6月25試合で打率.309、13本塁打、23打点で、OPS1.312という驚異的な数字を叩き出した。安打25本のうち、単打は僅か5本で残りはすべて長打(二塁打6、三塁打1)。月間の長打率はなんと.889で、自身初の月間MVPに輝いた。2020年は開幕が7月にずれ込んだが、2019年6月にも27試合で打率.340、9本塁打をマークしている。

 エンゼルスは5月31日(同6月1日)の敵地ヤンキース戦から13連戦。6月は休養日が3日しかなく、18日(同19日)にはマリナーズとのダブルヘッダーも予定されている。ハードな日程が続くが、期待したい。(THE ANSWER編集部)