男子テニスのサービトン・トロフィー(イギリス/サービトン、芝、ATPチャレンジャー)は30日、シングルス1回戦が行われ、第1シードのA・マレー(イギリス)が世界ランク125位のJ・ロディオノフ(オーストリア)を6-2, 6-1のストレート…

男子テニスのサービトン・トロフィー(イギリス/サービトン、芝、ATPチャレンジャー)は30日、シングルス1回戦が行われ、第1シードのA・マレー(イギリス)が世界ランク125位のJ・ロディオノフ(オーストリア)を6-2, 6-1のストレートで破り、初戦突破を決めた。
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元世界ランク1位のマレーが同大会に出場するのは2004年以来18年ぶり。当時は1回戦でワン・ジミー(台湾)と対戦したが、ゲームカウント2-3の時点で途中棄権したため初戦敗退となっている。
今季、マレーは1月のシドニー・テニス・クラシック(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)で2019年10月のヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)以来 約2年3か月ぶりのツアー決勝進出を果たしたが、決勝でA・カラツェフにストレートで敗れ、準優勝となった。
直近では5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)に出場し、1回戦でD・ティーム(オーストリア)、2回戦でD・シャポバロフ(カナダ)を破ったものの、N・ジョコビッチ(セルビア)との3回戦は試合前に棄権を表明していた。
この日は、ファーストサービス成功時に93パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは第4ゲームに最初のブレークを奪うと、第8ゲームにもブレークに成功して第1セットを先行する。
続く第2セット、序盤から3ゲームを連取すると、第6ゲームではこの日4度目のブレークに成功。わずか57分で初戦突破を決めた。
勝利したマレーは、2回戦で世界ランク118位のR・アルボット(モルドバ)か予選通過者の勝者と対戦する。
なお、同大会には世界ランク270位の杉田祐一も出場。1回戦では予選通過者と対戦する。

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