昨季12勝の右腕ベリオスの談話を米記者紹介「何も驚きはない」 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地ブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発出場。衝撃の2打席連発を放った。打たれた投手は「オオタニがどういう選手…

昨季12勝の右腕ベリオスの談話を米記者紹介「何も驚きはない」

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地ブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発出場。衝撃の2打席連発を放った。打たれた投手は「オオタニがどういう選手かみんな知っている」と敬意を込めて語ったという。

 打たれた投手が、もはや達観した。大谷は初回1死なしでカーブを捉え、右翼席へ。続く3回無死一塁では高め速球をバックスクリーンに叩き込んだ。圧巻の1試合2発で一気に今季本塁打を11号に伸ばした。

 痛恨の2被弾を食らったのが、先発右腕のホセ・ベリオスだった。昨季12勝を挙げ、ワールドベースボールクラシック(WBC)で2大会連続銀メダルを獲得しているプエリトリコ出身の28歳。AP通信のグレッグ・ビーチャム記者は試合後のコメントを自身のツイッターで伝えた。

「オオタニがどういう選手かみんな知っている」と話したといい、同記者は「ブルージェイズのベリオスは、失投2つを逃さず本塁打にしたショウヘイ・オオタニについて何も驚きはないと話した」とも添えた。

 打たれたことを悔しがるどころか、大谷相手に失投すれば当然と受け止めている様子だった。(THE ANSWER編集部)