テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は29日、男子シングルス4回戦が行われ、第5シードのR・ナダル(スペイン)が第9シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を3-6, 6-3, 6-2, 3-6, 6-3の…

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は29日、男子シングルス4回戦が行われ、第5シードのR・ナダル(スペイン)が第9シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を3-6, 6-3, 6-2, 3-6, 6-3のフルセットで破り、6年連続16度目のベスト8進出を果たした。
>>ジョコビッチら 全仏OP男子組合せ<<
>>ジョコビッチvsナダル 1ポイント速報<<
全仏オープンで過去13度の優勝を誇るナダル。今大会の3回戦では第26シードのB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)をストレートで破り勝ち上がりを決めた。
この試合の第1セットではファーストサービスが入った時のポイント獲得率が54パーセントに留まったナダル。第6ゲームまでで6度のブレークチャンスを掴むも大事な局面でショットが乱れ、ブレークを奪えず。逆にオジェ アリアシムに第4・第6ゲームで得たブレークチャンスをものされゲームカウント1-5とされる。直後の第7ゲームで初めてブレークに成功したものの追いつけず、先行される。
続く第2セット、第2ゲームで2度のブレークポイントを凌いだナダル。その後の第5・第7ゲームではラブゲームでキープするなど勢いを取り戻す。すると第8ゲームで3度目のブレークチャンスをものにしブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームをキープしてセットカウント1-1に追いつく。
第3セットで第1ゲームからブレークチャンスを掴んだナダル。第3ゲームではオジェ アリアシムの強烈なショットを粘り強く拾い続けると最後はボールが外れてブレークに成功。その後も安定したサービスゲームを披露すると第7ゲームでもブレークを奪ってセットカウント2-1とリードする。
勝負を決めたいナダルだったが第4セット、第2ゲームでは自身のミスもあり、40-0からブレークを許す。直後の第3ゲームでブレークバックに成功したものの、第4ゲームで再びブレークを許す苦しい展開に。その後、オジェ アリアシムのサービスゲームである第5・第7・第8ゲームでデュースまでもつれ込むもブレークチャンスは掴めず、セットカウント2-2に追いつかれる。
迎えたファイナルセットでは互いにサービスキープが続くと第8ゲームで2度目のブレークポイントをものにしたナダル。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームをキープして4時間超えの死闘を制した。
勝利したナダルは準々決勝で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは4回戦で第15シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-1, 6-3, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
ジョコビッチとナダルはこれまで58度対戦し、ジョコビッチの30勝28敗。全仏オープンに限ってはナダルが7勝2敗と勝ち越している。直近の対戦は昨年の全仏オープン準決勝であり、その時はジョコビッチが3-6, 6-3, 7-6 (7-4), 6-2の逆転勝ちをおさめている。

[PR]全仏オープンテニス
5/22(日)~6/5(日)
WOWOWで連日生中継!
WOWOWオンデマンド、WOWOWテニスワールドにて全コートライブ配信

■放送&配信スケジュールはこちら>