厳選!2歳馬情報局(2022年版)第1回:ノッキングポイント GI日本ダービーが終わると、次週からは2歳戦がスタート。2…
厳選!2歳馬情報局(2022年版)
第1回:ノッキングポイント
GI日本ダービーが終わると、次週からは2歳戦がスタート。2023年のクラシックを目指した戦いが早くも幕を開ける。
その2歳戦の"初日"となる6月4日、早速注目の良血馬が登場する。美浦トレセンの木村哲也厩舎に所属するノッキングポイント(牡2歳/父モーリス)である。

ノッキングポイントの母は、2016年オークスの2着馬チェッキーノ
同馬の母は、2016年の3歳牝馬戦線で活躍したチェッキーノ。彼女は2戦目で未勝利を勝つと、3戦目にはオープン特別のアネモネS(中山・芝1600m)を快勝した。
その後、クラシック初戦のGI桜花賞(阪神・芝1600m)は体調面などを考慮してパスするも、オークストライアルのGIIフローラS(東京・芝2000m)を難なく勝利。後続に3馬身をつける圧勝劇を演じて、牝馬クラシック2戦目のGIオークス(東京・芝2400m)へと駒を進めた。
迎えたオークスでは、1番人気シンハライトとゴール前まで激戦を繰り広げた。最後はクビ差及ばなかったものの、2着と奮闘。世代トップレベルの力を示した。
そこから、さらなる活躍が期待されたが、浅屈腱炎を発症。長期休養を余儀なくされた。5歳となって復帰を果たすも、屈腱炎が再発して繁殖入り。初めて生んだ仔がノッキングポイントである。
同馬を管理する木村調教師は、すでにその素質を高く評価しているという。関東競馬専門誌のトラックマンが伝える。
「ノッキングポイントについて、木村調教師は『馬体といい、雰囲気といい、この馬はいいね』と同馬への期待を隠さない口ぶり。周囲の評価も、新馬戦は確実に突破できるのでは、という見立てです。馬体重も現時点で470〜480kgと、ちょうどいいサイズ感です」
素質の高さは間違いなさそうだが、性格面はどうか。トラックマンが続ける。
「スタッフによると、『少しテンションが上がりそうな雰囲気がある』とのこと。もともとこの血統はそういう面を持つ馬が多く、この馬についても『スイッチが入らないようにしたい』と話しています。
デビュー戦では、『タメの利いた競馬ができれば』とスタッフ。序盤はじっくりと進めて力をタメ、最後の直線でアクセルを踏み込む形が理想のようです」
母チェッキーノの兄には重賞を2勝し、GⅠ朝日杯フューチュリティSで2着、GⅠ皐月賞で3着となったコディーノもいる。活躍馬の多い血脈ゆえ、ファンの注目度も高い。
デビュー戦となる2歳新馬(6月4日/東京・芝1600m)では、クリストフ・ルメール騎手が騎乗。期待の素質馬ノッキングポイントは、いきなり同世代のライバルにインパクトを与える走りができるのか、要チェックである。