シンガポールオープンスーパーシリーズ2016:2回戦(4月14日木曜日)数野/栗原、世界ランク4位に勝利!数野健太/栗原文音(世界ランク19位)19-21 21-16 21-18 リュウ・チェン/バオ・イーシン(中国:世界ランク4位)敗色濃…

シンガポールオープンスーパーシリーズ2016:2回戦(4月14日木曜日)

数野/栗原、世界ランク4位に勝利!

数野健太/栗原文音(世界ランク19位)19-21 21-16 21-18 リュウ・チェン/バオ・イーシン(中国:世界ランク4位)

敗色濃厚ムードからの軌道修正と逆転劇。日本人応援団の熱烈な声援もセットで実に感動的な試合でした。

第1ゲーム。スコア的には接戦でしたが2~3点離されては追いつき、の繰り返しでリードを奪えないまま失います。続く第2ゲームも8-11でインターバルへ。悪いオーラが漂います。

しかしここからガラッと流れが変わります。3点連取して追いつくと以後は数野組優勢ムードで試合が進み、一方の中国ペアが不調モードへ転換。最後まで優勢ムードを保ち、勝ち切りました。

試合の写真を時系列で掲載しています。流れの変化は選手の表情の変化にも表れています。途中から栗原選手の目が力強くなっています。そこにもご注目ください。

栗原選手コメント
「最初は前衛で頭を下げてしまって全部数野さんに任せっきりだった。途中から思いっきりいった。強い相手に競って勝負所で負けてしまっている。もうそういう思いはしたくない。数野さんに声をかけてもらい、とにかく前へ前へ上で上でと意識していたのがよかったのかと思う。次の準々決勝も私が気持ちを引かずに前へ前へ出て数野さんに打ってもらうことだけを考えてやりたい。そうすればいい結果はでると思う。」

数野選手コメント
「1ゲーム目を競って負け、2ゲーム目も途中まで離されたが、しっかり後ろで我慢した。自分たちに流れがきたことが大きかったと思う。ファイナルは栗原が前へで積極的に動いてくれたのでよかったと思う。次の準々決勝は自分がしかっかりカバーできていれば栗原も最初には出なくても、途中で気持ちが戻ってくれる。そういう時に自分がミスをしてしまうと自分たちのいい流れが作れない。ミスしないようにしっかりプレーしていきたい。次も勝ちたい(笑)。」

両選手コメント
「自分たちはメンタル部分が重要。勝負どころでは上げずに勝負していこうと決めている。今までは上げてしまってレシーブしきれずに負ける展開が多かった。試合中にプレーのことをいっても流れを崩すだけなのでメンタルの面で声を掛け合っている。」

1.試合予定と結果
http://www.tournamentsoftware.com/sport/matches.aspx?id=9711F8AD-3CF5-4664-8D85-373DB957B215

2.この試合の動画
https://www.youtube.com/watch?v=6FEkVLkfYkc

3.この大会の試合動画
https://www.youtube.com/results?search_query=2016+OUE+Singapore+Open

4.世界ランキング
http://www.bwfbadminton.org/ranking.aspx?id=70&dt=4