巨人は27日の日本ハム戦(札幌ドーム)に2ー3と敗れた。相手投手・上沢の好投の前にわずか3安打と打線がふるわず。そんな中でも存在感を示したのはベテラン捕手の小林だった。
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22日の阪神戦以来のスタメンマスクとなった小林がこの日の試合で注目を集めたのは打撃だった。
0ー0のまま迎えた3回の第1打席、一死走者なしの場面で打席に入った小林は上沢の外角カットボールを捉えると中前に運び、チーム初安打を記録。そして、2点を追う5回にも、二死走者なしの場面で今度は上沢の外角チェンジアップをうまく捉え、左翼線二塁打を放った。
小林が1試合で複数安打を放つのは2019年8月30日の阪神戦(甲子園)以来1001日ぶり。試合前まで打率・189と打撃が課題だった小林が打ったことでベンチも大盛り上がりとなった。
5回は小林に続く中山の右前打を万波が後逸する失策もあり、小林が本塁に生還。打者走者の中山も一気に本塁生還を果たして、一時巨人が同点に追いつく場面も演出した。
結果として試合に敗れたが、原監督は小林の打撃に関して「見事でしたね」とコメント。最近は出場機会が減っている中、久々の出場で躍動したことに元木ヘッドコーチも「(本人も)『なにくそ』という気持ちもあるんじゃない?試合に出ていなくても声を出して、非常に盛り上げてくれる」と陰の貢献も評価した。
開幕前は注目集めた正捕手争いも最近の主戦捕手は大城だった。4月は出場機会が与えられていた小林も5月に入ってからは激減。主力の坂本、吉川が故障で欠く中、チームは攻撃力を重視。打撃に定評のある大城の先発起用が続いていた。一方、小林は3日の広島戦以来、途中出場もなかったことでファンの間でも状態が心配されていた。一方、ここにきて大城の打撃が落ちていることで再び機会がめぐってきた。
「小林の場合、一にも二にも課題は打撃。この日のような活躍を続けてアピールできれば、今後も出場機会は増えていくのではないでしょうか」(球界関係者)
2年連続打率1割以下と打撃改善が小林の近年の課題とされてきた。今年のキャンプイン前は「すべてを変えるつもりで取り組む」と意気込み、開幕直後は離脱した坂本に代わってキャプテン代行、その後も副キャプテンを務めるなど、チーム内の人望は厚い。
打っただけでこれだけチーム内が盛り上がる選手も珍しい。攻守ともにアピールを続けていきたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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