「FISE WORLD SERIES MONTPELLIER 2022」がフランス・モンペリエにて、2022年5月25日(水)~5月29日(日)に5日間にわたり開催され、26日に行われたBMXフリースタイル パーク ジュニア男子カテゴリーに…

「FISE WORLD SERIES MONTPELLIER 2022」がフランス・モンペリエにて、2022年5月25日(水)~5月29日(日)に5日間にわたり開催され、26日に行われたBMXフリースタイル パーク ジュニア男子カテゴリーにて松本翔海選手(12)が初優勝を収めた。

松本翔海は福岡県八女市在住の2009年8月24日生まれで、現在12歳のBMXフリースタイルライダー。地元からの熱い支援もあり昨年には自宅横に大型パークを完成させ、そのパークで彼の持ち味である回転系の技を中心に日々腕を磨いている。

現在、日本自転車競技連盟強化育成指定選手でもある彼の直近の成績としては、2021年9月全日本選手権10-12歳クラス優勝、2022年5月マイナビ JapanCup13-15歳クラス優勝が挙げられ、今大会は彼自身初の国際大会出場となった。

なお、SNSではInstagramで2.4万人のフォロワー数を有し、世界中から彼のライディングや高難度のトリックが注目され今後の活躍が期待されている日本人若手ライダーの1人だ。

以下は、注目のジュニア男子カテゴリー決勝の大会リポート。

世界中の若手強豪ライダーが集まったこの大会。17歳以下クラスで年上の選手も多く参加する中、圧倒的な勝利を収めた12歳。

ジュニア男子カテゴリー決勝は17歳以下クラスとして開催され、41名のライダーがエントリー。前日の予選を勝ち抜いた12名が決勝進出となり、選手年齢は8歳から16歳という世界中からプロを目指す若手強豪ライダーたちが集まり熱い戦いが繰り広げられた。

そんな戦いの中、圧倒的な強さで優勝したのは当カテゴリー唯一の日本人出場選手となった松本。松本は予選にて参加選手の中で唯一の90点台を叩き出し、1位通過で決勝へ進んだ。 


松本翔海のライディング/ ©JFBF 

初の国際大会出場であったこともあり、巨大なパークに苦戦を強いられるも、「トリプルトラックドライバー」やステップダウンでの「360・テールウィップ」など、彼の強みで持ち前の高難度トリックを出し切り、決勝でも見事1位の座を守り切って優勝を成し遂げた。 


優勝した松本翔海/ ©JFBF 

また、今回の「FISE Montpellier」には「UCI BMX フリースタイルワールドカップシリーズ」が組み込まれ、2022年の開幕戦として開催。ワールドカップシリーズとしては今までコロナウイルス感染症の影響で中止となった期間を経て約2年半ぶりの開催となった。

日本からは東京オリンピック代表であった男子・中村輪夢や女子・大池水杜に加えて、連盟が強化を進めてきた若手有望選手が参戦。今週末のこちらの大会も見逃せない。

優勝者コメント


優勝した松本翔海/ ©JFBF 

松本 翔海 選手(男子ジュニアクラス)
「初めての海外で言葉もわからず大変でしたが、優勝できてとても嬉しいです。決勝では予選よりもいい走りをすることができました。これからもっと体力をつけて、もっと大技を練習して、また1位を獲りたいです! 」

FISE WORLD SERIES MONTPELLIER 2022 派遣選手メンバー

「UCI BMX フリースタイル ワールドカップ フリースタイル・パーク」男子エリート 出場選手
:中村輪夢(20)、溝垣丈司(16)、高木聖雄(32)、大和晴彦(19)、石井駿哉(16)

「UCI BMX フリースタイル ワールドカップ フリースタイル・パーク」女子エリート 出場選手
:内藤寧々(16)、大池水杜(25)

「UCI BMX フリースタイル ワールドカップ フリースタイル・フラットランド」男子エリート 出場選手
:佐々木元(37)、早川起生(20)、伊藤真人(31)、庄司ゆう(20)

「FISE Montpellier BMX フリースタイル・パーク」 ジュニア男子 出場選手
: 松本翔海(12) 

大会概要

⼤会名称 : FISE WORLD SERIES MONTPELLIER 2022(通称 FISE Montpellier)開催期間 : 2022年5月25日(水)~29日(日)- 5日間 –
※詳細は公式HPをご覧ください。
大会会場:フランス・モンペリエ

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