■イクイノックス
【中間調整】前年秋の東京スポーツ杯2歳Sから5カ月ぶりのぶっつけ、という異例の臨戦過程で臨んだ前走・皐月賞。さすがに久々で折り合いを欠く面がありながら、直線では力強く伸び2着に入線した。能力は文句なしに世代最上級。その後はノーザンファーム天栄での短期放牧で英気を養い、5月14日に美浦へ帰還している。中間の初時計が1週前追いで、C.ルメール騎手が騎乗しウッドで併せ馬。時計は平凡だったが、目標とした古馬2勝クラスに合わせ、落ち着いた走りから併入に持ち込んでいる。
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【最終追い切り】レース当週もルメール騎手が跨り、1週前と同じ馬を相手に併せ馬。先行させた古馬2勝クラスに直線入口でスッと取り付き、落ち着き払った雰囲気で併走し、楽な手応えのまま半馬身の先着を果たしている。跳びが大きく、重苦しさは皆無だった。
【見解】外厩でしっかり仕上げられており、美浦での本数が少ないのはそこまで問題にしなくていいだろう。5カ月ぶりだった前走時もこんな感じだった。ただし負荷という点でギリギリまで追い込めておらず、折り合いやバランスの調整が主体。精神面はいい状況だろうが、全体的な底上げは強調しづらいところだ。あくまで高値安定まで。
総合評価「B」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。




















