■ダノンベルーガ
【中間調整】キャリア2戦目で共同通信杯を快勝。トモに不安があるとのことで日本ダービーへ直行する可能性もあったが、回復と調整がことのほか順調だったことから一転、皐月賞へ出走。結果は4着に終わったが、終始馬場の悪い内側を通ってスタミナを削られたことを考えれば負けて強しの内容だった。その後は大目標のダービーに向け、在厩で調整。じっくりケアして疲れを取り、5月5日のウッドで15-15を消化。以降15-15、14-14と徐々にペースを上げていく。19日には川田騎手が騎乗し、ウッドで1週前追い切りを行った。序盤から意識的に飛ばした分、最後は若干だけ苦しそうではあったが、鞍上の叱咤に応えて5F62秒4-1F11秒0(強め)と極上の時計を叩き出している。
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【最終追い切り】1週前の動きで既に十分と言えたが、レース当週のウッド併せ馬でもある程度の時計をマーク。後方から相手が迫ってきてもリズムをまったく崩さず、自分の走りに集中できていた。
【見解】本来ダービーが目標のところ皐月賞で仕上がり過ぎてしまった……という嫌いもなくはないが、この中間の動きを見るに単なる杞憂に終わりそう。1週前の時計は圧巻だったし、テンションを気遣って中間は単走オンリーだったのが、最後のスパイスとばかり最終追いで併せ馬をこなせたあたりも状態面の良さを物語る。能力全開必至だ。
総合評価「A」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。



















