26日からリゾート トラストレディス 国内女子ゴルフツアーのリゾート トラストレディスが26日、山梨・メイプルポイントGC(6580ヤード、パー72)で開幕する。25日はプロアマ大会後、前回大会優勝者で23歳の勝みなみ(明治安田生命)が会見…

26日からリゾート トラストレディス

 国内女子ゴルフツアーのリゾート トラストレディスが26日、山梨・メイプルポイントGC(6580ヤード、パー72)で開幕する。25日はプロアマ大会後、前回大会優勝者で23歳の勝みなみ(明治安田生命)が会見。前回とは開催コースが違うため、「ディフェンディングの感覚がない」としながらも、最終日の全パー3ホールに設定されたホールインワン賞(800万円)を「4つ全部狙います」と宣言した。実は前回大会第2日、同じ「黄金世代」の山路晶が、1ラウンド2度のホールインワンを達成していることで、勝は「山路ができるなら」とモチベーションを高めた。

 最終日、パー3の全4ホールに各800万円のホールインワン賞が設定されていることを振られると、勝が目を輝かせた。

「狙っていきたいです。だって、全部取ったら3200万円じゃないですか。何が起こるかわからないし、山路みたいなこともあります。『山路ができるなら私も』という感じです」

 愛知・セントクリークGCで開催された前回大会最終日の主役は、優勝者の勝だった。だが、第2日は山路が主役だった。3番、7番で1ラウンド2度のホールインを達成。国内女子ツアー史上初の記録で、勝は「山路らしいと思いました。それと1つ目のホールインワンで、そのボールは記念に取っておかず、別のホールで打ってOBにしたと聞いて『山路らしい』と思いました」と笑顔で振り返った。

 来週には全米女子オープン(6月2~5日)が開催される。勝も出場権を持っていたが、出場を回避。決断の理由について「いろいろあります」と言葉を濁した。その上で2015年、同じメイプルポイントGCで開催された今大会に出場したことを振り返り、「グリーンがこんなにうねっていたかなという印象です。傾斜が入り混じっていて、難しい。ラフから打ったらボールが止まらないので、それも計算に入れたいです。ただ、フェアウェーにボールを置けば攻めやすいコースです」と言った。

 今季は未勝利だが、「ショットは上向き」の23歳。26日の初日は、渡邉彩香、原英莉花とのラウンドで午前8時にスタートする。(THE ANSWER編集部)