5.1横浜武道館大会においてDDT UNIVERSAL王座を争ったMAOと朱崇花。共に2015年8月デビュー、同じ宮城県出身の2人は試合後握手を交わした。そして防衛を果たしたKO-Dタッグ王者のクリス・ブルックス、高梨将弘の前に立ち挑戦表明…

5.1横浜武道館大会においてDDT UNIVERSAL王座を争ったMAOと朱崇花。共に2015年8月デビュー、同じ宮城県出身の2人は試合後握手を交わした。そして防衛を果たしたKO-Dタッグ王者のクリス・ブルックス、高梨将弘の前に立ち挑戦表明。5.22後楽園でKO-Dタッグ戦、代わりに6.1後楽園でMAOの持つDDT UNIVERSAL王座に高梨の挑戦が決まった。

MAOは以前のインタビューで朱崇花を「スタイル的に『組技+飛び技』と共通する部分が多い」と語っていた。その言葉を証明するかのように息の合った合体技を見せる。

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だがチームとしてのインサイドワークはクリスと高梨のCDKが一枚上手。リング上だけでなく、会場内の道具を使いMAO&朱崇花組を翻弄。孤立する朱崇花をCDKの2人で攻める。

なんとかリングに戻ったMAO。6.1後楽園でDDT UNIVERSAL戦を争う高梨と対峙。

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10分が経過し、MAOと朱崇花が高梨に合体技を繰り出そうとするがクリスが割って入る。しかしMAOがクリスを肩車、朱崇花がトップロープから不知火!クリスだけでなく技を仕掛けた朱崇花にもダメージが残る。

最後はMAOがクリスへ竜巻旋風脚から自らロープに走り反動をつけ大阪臨海アッパー(ランニング式掌底アッパー)を叩き込み3カウントを奪った。

MAOは試合後、「甲本ヒロトは言いました。祭りの後に祭りはやらないと。しらんけど。高梨さん、6・1後楽園、次はニ冠王者としてあなたを迎え撃ちます。楽しみましょう」とマイク。果たしてMAOはDDT UNIVERSALの防衛を果たすのか?それとも高梨がベルトを奪取するのか…

<インフォメーション>
6.1後楽園大会で王者MAO vs高梨将弘のDDT UNIVERSAL選手権試合と飯野“セクシー”雄貴 vs AKIRAのDDT EXTREME選手権試合が行われる。詳しくは DDTプロレスリング公式サイトをご覧ください
また試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEで配信されます。

取材・文/大楽 聡詞
編集/塩田 博史
写真提供/DDTプロレスリング