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今年も連日日本人選手の活躍が目立つメジャーリーグ。
昨季アメリカンリーグMVPを獲得したエンゼルス・大谷翔平をはじめ、パドレス・ダルビッシュ有、ブルージェイズの菊池雄星など、各選手、今やメジャー球界を代表する選手となっている。
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そんな中で、今年新たに海を渡り挑戦しているのが、カブス・鈴木誠也だ。
オープン戦から好調を維持してきた鈴木。
日本時間5月10日のパドレス戦に出場した際、走塁で右足首を痛めて途中交代し心配されたものの、同15日のダイヤモンドバックス戦で4試合ぶりとなるスタメン復帰を果たすと同点の9回にセンター前へのヒットを放って出塁して好機を広げ、チームの勝利に貢献。
翌16日には「4番・ライト」で先発出場すると、3打数1安打1四球と復調をアピールした。
ここまで打率.257、4本塁打16打点の成績。4月には週間MVPを獲得するなど着実に成績を積み上げている鈴木について、スポーツアンカー・田中大貴氏のYouTubeチャンネル「アスリートチャンネル」に出演した元近鉄等で活躍した金村義明氏、ロッテ一筋17年で活躍した初芝清氏、そしてミスターファイターズこと田中幸雄氏の3名がその活躍について語った。
鈴木は「自分に求めるものがどんどんある」
鈴木と同じく二松学舎高等学校出身の初芝氏は、
「彼がプロ入り後すぐにキャンプの際会いに行ったんですが、その時1人で室内練習場で打っていたんですよ。それだけすごく練習が好きというか、オフの間も色々なところで練習をしていました。鈴木は僕の同級生がやっていたシニアチームの出身なんですが、その同級生から『今、鈴木誠也が来てバッティングフォームをとったんだけど、ちょっと見て気になるところがあったら言って』と言われたこともありましたね。もう野球が大好きというか、それほど自分に求めるものがどんどんあるというように感じました」
と、「練習の虫」として知られる鈴木の練習熱心さを披露。
そんな過去もあって、ここまでの成績に驚きはないという。
一方、
「思ったよりもすごい結果を残している印象」
と話すのは、田中幸雄氏。
その理由を
「もう少し苦しむのかなと予想していましたが、彼の対応力というか、向こうのピッチャーに対応する早さが良かったのかなと思いますね」
とし、メジャーの野球に対する鈴木の対応力の早さを評価。
同じく金村氏も、
「好打者は左バッターが多いという印象の中で、右打者の鈴木がパワーの国に行ってどうなるかなと思っていました。ただ、開幕してからセンター・右中間方向にガンガン打ち出して行きましたよね。やっぱりあの対応力はすごいなと思いましたね」
逆方向への打球も出ていることで対応力を評価すると共に、「メジャーリーグにおける新たなタイプ」と鈴木の躍進を期待した。
侍ジャパンでは昨夏の東京五輪でも4番を務めるなど日本球界屈指のスラッガーのメジャーリーグ挑戦1年目。
果たして今季鈴木は自身の力を発揮し、米球界を激震させることができるか、楽しみだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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