日本人テニスプレーヤーの三橋淳が火曜日、八百長試合をしたかどで、テニスツアーからの永久追放と5万ドルの罰金という判決を受けた。三橋は2009年にキャリア最高ランキング295位に至っていた。 テニス界の不正を調査する特別機関、テニス・インテ…

 日本人テニスプレーヤーの三橋淳が火曜日、八百長試合をしたかどで、テニスツアーからの永久追放と5万ドルの罰金という判決を受けた。三橋は2009年にキャリア最高ランキング295位に至っていた。

 テニス界の不正を調査する特別機関、テニス・インテグリティ・ユニット(TIU)は声明文の中で、三橋が"ほかのプレーヤーに対して不正行為をするよう誘って、テニスの試合に賭博を行い、(TIUの調査の際に)協力を拒否した"かどで有罪判決を受けたと発表した。

 TIU によれば27歳の三橋は、かつてコーチしていたことのあるジョシュア・チェッティ(南アフリカ/22歳)に、2015年11月、南アフリカ・ステレンボッシュにおけるフューチャーズ大会(ITF)で、ほかの選手に(八百長の)交渉をするよう頼んだ。

 チェッティにアプロ―チした1ヵ月後に、三橋はほかの選手に、ナイジェリア・ラゴスで行われたフューチャーズ大会で、ある試合の内容を示し合わせた通りにするよう頼んだ。

 また2015年終わりには、1997位までランキングを落としていた三橋が、同年10、11月の試合に76度、賭博を行った。

 前述のチェッティは、別のTIUの捜査の末、2016年に永久追放の判決を受けている。(C)AP(テニスマガジン)

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