巨人は20日の阪神戦(甲子園)に延長12回の末に6ー2と勝利。今季最長となる5時間3分の熱戦の末に首位奪取となった。
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延長12回、ヒーローとなったのはこの日、途中出場となった立岡だった。無死満塁の好機にアルカンタラの高め直球を右へ運び、決勝タイムリーを放った。この回は代打・中田にも2点打が飛び出し、打者10人の猛攻で一挙4得点を奪い、熱戦に決着をつけた。
チームを勝利に導いたのは指揮官の懸命なタクトにもあった。
0ー0で迎えた6回には好調なウォーカーに送りバントを命じた。これに動揺した阪神サイドはウォーカーの遊撃への打球を中野がファンブル、内野安打で塁に出ると、続く3番・吉川も送りバントを敢行。一死二、三塁の形を作ると4番・岡本和が均衡を破る2点適時打を放ち、試合を動かした。
さらに注目を集めたのは延長12回の場面。無死満塁から立岡の適時打で勝ち越すと尚も無死満塁とイケイケの場面で、打席がまわってきた吉川に代わって、代打に中田を送ったのだ。
この日は無安打ながらも現在リーグ首位打者の吉川に代打を送り、またその中田が2点適時打をマークとしっかり結果を出してみせた。
この原采配についてはこんな声も上がる。
「6回のウォーカー、吉川に犠打を命じた場面もそうですが、確実に点を奪いにいく、そのためにはどんなことをしてもチームを動かしていくという原監督の強い意志が感じられた采配でした」(放送関係者)
原監督はよく「献身性のある選手」という言葉を用いる。どんな場面でもチームのことを考え、フォア・ザ・チームを貫けるか。そういったことができる選手がいるチームは強くなると常々語っているが、この日の勝利はまさに全員の力を結集してもぎ取った勝利となった。
5時間超のロングゲームを制し「最後までみんな集中力を切らずにやり抜いてくれたところに軍配が上がったかな」と原監督は選手をたたえた。総力戦で再び首位に浮上した。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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