このまま浮上できるか。日本ハムは17日のオリックス戦(ほっともっと神戸)に11ー4と勝利。若い力が躍動し、15安打11得点。チームが目指すべき形も見えてきた。
この日は前日のオリックス戦で顔面に死球を受け、場内を騒然とさせた野村佑希内野手(21)を変わらず「4番・三塁」でスタメン起用。野村は鼻骨の骨折の診断を受けたが、間を空けると逆に恐怖心が増すという判断から続けて出場させたが、その指揮官の「親心」に見事応えた。
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野村が4回に中前打を放つと、5番を打つ万波も4回に先制の6号2ラン、7回にもダメ押しとなる7号3ランを放つなど1試合2発の大暴れ。3番を打つ清宮も負けてはいない。同点に追いつかれた直後の6回無死二塁の好機に中前適時打をマークし、存在感を示した。
新庄ビッグボスが推している「3番清宮、4番野村、5番万波」のロマン砲クリーンアップで6安打7打点の荒稼ぎ。これには指揮官も「言うことナシ!(話は)選手に聞いてください」とご満悦だった。
開幕当初は日替わりオーダーを続けていたチームも最近は、清宮、野村、万波と次世代を担う3人をクリーンアップに固めている。この並びを続ける10日のオリックス戦から7試合で5勝2敗、13日からのソフトバンク3連戦を3タテするなど、快進撃を続けている。
新庄ビッグボスはこの次世代型クリーンアップに「3人は25~30発ぐらい打てる力がある。固まってくれたら面白い」と高い期待をかけ起用。その期待に応え、日々成長を示している。ロマン砲とは見る人に夢を抱かせる、ロマンを感じさせる未完の大器に使われる言葉。3人がその言葉通りの成長曲線を描ければ、他球団垂涎の強力打線となることは間違いない。
またこのロマン砲クリーンアップはチームの悲願ともいえる。
「来季から開場する新球場に向けて、目玉選手が欲しいと言われています。特に野手は毎日出続けるとあって、若手のスター候補の育成は急務とされてきました。その意味でもこのまま結果を残せれば、新庄監督の手腕は評価されることになるのではないか」(放送関係者)
2023年春の開業が決定している日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」は開閉式屋根の天然芝ボールパーク。近隣には温泉、宿泊施設、大規模アミューズメント施設も備える未来型球場としても大きな注目を集めている。その中核をなす新球場の目玉となるべく、若き力の台頭が球団から強く求められているのだ。
未だ最下位ではあるが、少しずつ投打がかみあい始めてきた新庄ハム。まもなく始まる交流戦でも大暴れできるか、台風の目となるかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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