現役時代は東京ヤクルトスワローズなどで活躍し、現在は野球評論家として活動している川崎憲次郎氏をゲストに迎え、同じくヤクルトで活躍し、引退後は楽天、巨人、西武、ヤクルトさらには侍ジャパンで戦略コーチを務めたBCリーグ新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ監督の橋上秀樹氏が橋上氏のYouTubeチャンネル「橋上秀樹アナライズTV」で語り合った。
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今回の話題は現役時代は3度の三冠王に輝き、監督としても中日を日本一に導き、常勝軍団に育てあげるなど野球界に数々の功績を残した「オレ流」落合博満氏の現役時代を振り返ることから。
日本ハム時代に同僚として3年間、同じチームで過ごした経験を持つ橋上氏は落合氏について「すごく神経質だったし細かかった」と話す。その性格はこんなシーンにも現れていたという。ある年のキャンプ中のこと、ナインで鍋を囲んで食べようとする時にはこう厳命されたという。
「誰も手を触るな」。鍋の取り分けは自身で差配し、絶対に鍋には触らせなかった。「アク一つ残さない」完璧な鍋奉行ぶりで最後の雑炊に至るまで、完璧に作り上げたことが強く印象に残っているという。
そういった落合氏の姿を見て橋上氏は「一流選手はこういう細かさが必要なんだと思った」という。実際に落合氏からも細かいことにこだわらないと野球で結果を残せないと説かれたこともあったそうだ。
また落合氏といえば中日監督時代、徹底した情報統制もよく知られていた。この点についても橋上氏はこう語る。
「(投げることを)先発投手も知らない。ゲーム開始の1、2時間前に告げることもあったらしい」。
当日の先発投手がギリギリまで登板を知らされない事態もあったという。そこには徹底した情報管理でチームを勝利に導くという強い意志があった。
当時のセ・リーグは予告先発がまだ導入されていない時代。各球団にとっては先発投手を見抜くことがチーム攻略の基本とされたが、落合中日では自軍でも徹底した秘密主義を貫いていたというのだ。
これには当時、楽天のコーチとして交流戦で中日と対戦するときに相手球団の動きを見る中でも「中日は本当に分からなかった」(橋上氏)とお手上げ状態だったという。
今やユーチューバーとしても活動、キレ味鋭い意見を発信している落合氏。時を経ても存在感の大きさは変わらないようだ。動画内ではほかにも川崎氏が開幕投手を務めるまでのいきさつについても語っている。
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