中日期待の若手、根尾が躍動している。「7番・右翼」で15日の巨人戦(東京ドーム)に先発出場し、2安打2打点の活躍。ここまで紆余曲折ありながら、少しずつ結果を積み重ねている。
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2回、1点を先制し、無死一、三塁の好機。根尾は高橋の143キロ直球を捉え、左前へ運んだ。今季初タイムリーでチームに勢いをもたらすとさらに3回だ。一死一、三塁の場面で2番手戸田の直球を今後は右前へ運び、追加点をたたき出した。今季初のマルチ安打、2打席連続適時打を放つと少しほっとした表情を見せた。
今季は外野手登録で開幕一軍入りを果たすも、打撃不振で4月21日に登録抹消。その後ファームでは、遊撃の京田の不振もあり、遊撃再コンバートに挑戦していた。ファームの試合では投手として登板するなど、「二刀流」が話題を集めたこともあった。
今回、木下、石川昂らが新型コロナウイルス感染となり、その影響で5月10日に再昇格を果たしていた。「1度落ちたときよりも自分のスイングができる確率は上がっていると思う」と根尾。
またここまでの根尾の課題といえば「いくら首脳陣が心をくだいて話をしても、翌日にまたフォームが戻ってしまうこともあったと聞く。自分の理想形があるのかもしれないが、もう少し柔軟に耳を傾ける姿勢が必要ともいわれていた」(球界関係者)
一方でそんな根尾に刺激を与えたのは、プロ3年目のロマン砲、石川昂の存在も大きかった。今季ここまで33試合に出場し、打率・233、5本塁打をマーク。お立ち台では「監督さんからもらったユンケルを飲んだので打てました」と〝天然トーク〟も注目を集めている。
「石川昂のほかにも現在チームには岡林、ルーキーの鵜飼といった若手野手が続々とアピールしている。うかうかしていると本当に場所がなくなってしまうと危機感を高めているのではないか」(同)
チーム内の競争意識の高まりがいい相乗効果を生み出していると見る。
根尾のこの日の打席について立浪監督は「チャンスで打ったので自信にしてくれれば」と成長を願う。定位置奪取とはまだまだいかないが、自分の道を進み続ける。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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