ほけんの窓口レディース最終日 女子ゴルフの国内ツアー・ほけんの窓口レディース最終日が15日、福岡CC和白C(6299ヤード、パー72)で行われ、28歳の渡邉彩香(大東建託)が通算11アンダーで並んだ高橋彩華(東芝)とのプレーオフを制した。2…

ほけんの窓口レディース最終日

 女子ゴルフの国内ツアー・ほけんの窓口レディース最終日が15日、福岡CC和白C(6299ヤード、パー72)で行われ、28歳の渡邉彩香(大東建託)が通算11アンダーで並んだ高橋彩華(東芝)とのプレーオフを制した。2020年6月以来、約2年ぶりのツアー通算5勝目。優勝の瞬間をグリーン付近で見つめていた仲間とハグを交わし、喜びを分かち合った。

 昨年2月に柔道家の小林悠輔さんと結婚した渡邉。小林さんも生観戦する中、優勝争いはプレーオフに突入した。18番での2ホール目、10メートル超のロングパットを沈めてバーディー。大歓声の中、右拳を突き上げた。直後に高橋はバーディーパットを決められず、渡邉が2020年6月以来、約2年ぶりのツアー通算5勝目を手にした。

 ギャラリーから拍手が送られる中、渡邉はグリーン付近で勝負を見守っていた菊地絵理香、酒井美紀らの下へと向かっていった。「ナイスー!」と声をかけられた菊地とは両手で力強くハイタッチ。続けて少し感極まった様子の酒井とは、ハグを交わして喜びを共有した。

 友情を感じる実際の映像を日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)公式ツイッターが公開。「祝福されてる画に感動しました」「素晴らしいプレーオフになりましたね」「男泣き、いや女子泣きしてます」などとファンのコメントが書き込まれている。(THE ANSWER編集部)