AT&Tバイロン・ネルソン第2日 米男子ゴルフのAT&Tバイロン・ネルソンは13日(日本時間14日)、米テキサス州TPCクレイグランチ(7468ヤード、パー72)で2日目が行われ、松山英樹(LEXUS)が6バーディー、ボギーなしの66で回り…

AT&Tバイロン・ネルソン第2日

 米男子ゴルフのAT&Tバイロン・ネルソンは13日(日本時間14日)、米テキサス州TPCクレイグランチ(7468ヤード、パー72)で2日目が行われ、松山英樹(LEXUS)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算11アンダーで首位と4打差の9位に浮上した。11番ではティーショットを林に入れるピンチも、2打目でグリーンに乗せる好リカバリー。米実況席を「信じられない」と唸らせていた。

 ピンチが一転好機になった。463ヤードの11番パー4。松山はティーショットをフェアウェー右の林に入れてしまった。しかしピンまで139ヤードの2打目、クラブを慎重に振り抜くと、前方にあった2本の木の間を通ったボールはフェアウェーでバウンド。バンカーを避けるようにグリーンへ向かう。ラインに乗って転がると、ピンまで約1.8メートルのところで止まった。

 次のパットを沈めて、このホールは見事バーディーを奪取した。実際の映像をPGAツアー公式ツイッターが文面に「ヒデキ、なんてリカバリーだ」とつづって公開。動画内で米実況席は「木が右側にあります。グリーン前のバンカーを回るようにしてショットを打ちます」と打球の行方を見つめ、グリーンに乗ると「なんてショットでしょう。驚異的です。リッジを越え、信じられないショットです」と脱帽した様子で伝えていた。

 松山は続く12番でもバーディーを記録。前半だけでスコアを4つ伸ばしていたが、終わってみれば6バーディーの猛チャージ。首位との差を4打に縮めた。(THE ANSWER編集部)