■ソダシ
【中間調整】前走のフェブラリーSではゲート内でバタつき、アオり気味のスタート。それでも二の脚から好位で流れに乗ると、直線でも渋太く脚を使って3着を確保。秋華賞、チャンピオンズCと凡走が続いていた純白の女王が、ワンターンのレースで復調気配を示した。前走後は当初からの予定通りヴィクトリアマイルへの進出を期し、いったん放牧へ。4月5日に栗東へ戻り、当初は坂路15-15程度で体をほぐすことに専念。14日に速い時計で気持ちを高めてやり、21日にBコースで中間初の併せ馬を消化している。5月4日の1週前追いは不動の主戦・吉田隼騎手を背にCWで単走。やや散漫な雰囲気もあったが、ギアが入ってからはこの馬らしい力強い伸び脚を見せる。ラスト1Fは10秒9(強め)とさすがのパフォーマンス。
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【最終追い切り】1週前の負荷が十分だったので今週は終い重点の内容。吉田隼騎手を背に坂路で3歳未勝利を追走し、斜め後方で折り合うと、ラスト1Fあたりからジワッと加速し半馬身の先着を果たした。道中やや散漫で、仕掛けへの反応にも一瞬タイムラグがあったが、伸び脚そのものは力強かった。
【見解】先週今週と仕掛けられての伸び脚は豪快だが、道中に集中できていない素振りがあるのはやや気になるところ。年齢的に落ち着いてきて、精神面で“遊び”が出てきたのかもしれないが、この馬らしい唸るような気迫はまだ感じられない。体調面に問題があったのか、乗り出した当初の調整が若干手緩かった影響なのかもしれない。力は出せる状態ながら、まだ良くなる余地は残していそうだ。
総合評価「B」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。















