ほけんの窓口レディースが13日開幕 女子ゴルフの国内ツアー・ほけんの窓口レディースが13日から3日間、福岡CC和白C(6299ヤード、パー72)で行われる。12日はプロアマ戦で選手たちが最終調整。ツアー通算4勝の原英莉花(NIPPON EX…

ほけんの窓口レディースが13日開幕

 女子ゴルフの国内ツアー・ほけんの窓口レディースが13日から3日間、福岡CC和白C(6299ヤード、パー72)で行われる。12日はプロアマ戦で選手たちが最終調整。ツアー通算4勝の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)が取材に応じた。

 原は1998年度生まれの黄金世代で、国内メジャー2勝を含む通算4勝の23歳。しかし、今季は出場8戦でトップ20に一度も入っていない。前週は予選落ちを喫した。悩める日々が続く中、「一試合、一試合割り切っています。良いところを探して前向きに考えています。かみ合えばいいスコアが出ると思う」と明かし、こう続けた。

「神様、ありがとうというくらい不安なくゴルフができています。(昨季悩まされた腰痛の)痛みは出ていないです。このコースはグリーンのイメージがつくりやすいですし、悪いイメージがない。楽しみながらいいプレーをしたい。ちょっとでも多くバーディーを決められたら」

 今大会は恒例のベストスマイル賞(30万円)、ベストドレッサー賞(20万円)が設定されており、ギャラリーのウェブ投票で選ばれる。2013年大会から始まり、イ・ボミ(延田グループ)が19年まで5年連続2冠(ベストスマイル賞はV6)を達成。昨年は初日終了後に首痛で棄権したが、1ラウンドでもプレーしていれば投票対象となる。そんな中、西村優菜(スターツ)がベストスマイル賞、原がベストドレッサー賞に初めて輝いた。

 原はこの日、白いシャツに英字が散りばめられたスカート姿でプロアマ戦に出場。髪は高校時代の友だちに5センチほど切ってもらった。2020年から同社が展開するウェアブランド「パーリーゲイツ」および「マスターバニーエディション」のウェア契約を結んでいる。

 ベストドレッサー賞の“連覇”が期待されている。「パーリーゲイツさんから可愛いウェアがいっぱい出ているので、良い感じに組み合わせてプレーできたら」と笑顔を見せつつ、「(受賞は)私じゃなくてパーリーゲイツさんのおかげですから」と恐縮。「ベストスマイル賞は自分次第ですよね」と好スコアで笑顔を咲かせたいところだ。

 ツアー屈指の人気を誇るが、本業のゴルフで結果が必要なのは自身が一番理解している。「頭の中ではボヤーンとしている。でも、それがスッキリしそうなので、待っていてください」と復活を待つファンに向けて決意を口にした。(THE ANSWER編集部)