6月7日にドネアと王座統一戦「素晴らしいイメージと動きが出来てる」 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は6月7日に行われるWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)との王座統一戦へ向け、着々と準備を進めて…

6月7日にドネアと王座統一戦「素晴らしいイメージと動きが出来てる」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は6月7日に行われるWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)との王座統一戦へ向け、着々と準備を進めている。練習の最新状況を自身のインスタグラムで報告。調整過程に自信を示すと、ファンからは「仕上がって来てますね」「リアルにスーパーサイヤ人」と期待の声が上がっている。

 決戦まで残り1か月を切った。染め上げた金髪が際立つ井上は、吼えるように口を開けながらミットに右拳を叩き込む。腕は筋張り、背中は一つ一つの筋肉が盛り上がっている。井上は自身のインスタグラムに「素晴らしいイメージと動きが出来てる」と記し、調整過程に自信を見せた。「期待を超えてみせる」と意気込みとともに迫力十分の練習写真を掲載した。

 ファンの間でも徐々に統一戦への期待は高まっているようで、「仕上がって来てますね」「世界のボクシングファンの度肝を抜いて下さい」「すげぇ背中」「リアルにスーパーサイヤ人」「迫力が伝わって来ます」「期待しかない」「圧倒的な勝利を」とコメントが寄せられていた。

 井上は、ドネアと前回対戦した2019年11月7日のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝では、右目眼窩底と鼻骨の骨折を負いながらも11回に左ボディーでダウンを奪い、3-0の判定勝ち。「ドラマ・イン・サイタマ」と名づけられ、権威ある米ボクシング専門誌「ザ・リング」の年間最高試合に選ばれるなど高い評価を受けていた。2度目のさいたま決戦に注目が集まっている。(THE ANSWER編集部)