男子プロテニス協会のATPは10日、世界ランク160位のG・シモン(フランス)と同165位のL・プイユ(フランス)、同263位のJW・ツォンガ(フランス)が全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)のワイルドカード(主催…

男子プロテニス協会のATPは10日、世界ランク160位のG・シモン(フランス)と同165位のL・プイユ(フランス)、同263位のJW・ツォンガ(フランス)が全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)のワイルドカード(主催者推薦)を獲得したことを発表した。
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元世界ランク5位のツォンガは先月6日、SNSを通して5月の全仏オープンを最後に現役を引退をすることを公表していた。
インスタグラム上では「本日、次の全仏オープンをもってプロとしての活動を辞めることを、大きな感慨をもって発表する。たくさんの素晴らしい瞬間、たくさんの喜びを、多くのことを与えてくれた国民と分かち合うことができた。最後の感動を一緒に味わいたい。詳細は今週末のモンテカルロ大会の記者会見で発表する予定だ」とつづった。
また、元世界ランク6位のシモンも今月8日にSNSを通して、今季限りでの現役引退を発表。ツイッターでは「魔法のような、素晴らしい特別な冒険だった。今年の年末で活動を終了する。サポートしてくれた全ての人へ、本当にありがとう。悲しみも後悔もないよ。ただ、自分の持っているものをすべて注ぎ込むという意志がある。最後まで、すべての試合に」とつづっていた。
現在37歳のツォンガは過去に、ATPマスターズ1000を2度(2008年フランス、2014年カナダ)制覇するなど、計18個のタイトルを獲得しフランス人プレーヤーとして歴代2位の通算18タイトル獲得を記録。
同じく現在37歳のシモンは、20年間にわたるプロキャリアで、2007年から2013年まで7年連続でツアー優勝を飾り、フランス人プレーヤーとして歴代4位の通算14タイトル獲得を記録。
【フランス人選手:ツアー優勝回数TOP5】
1.Y・ノア(フランス)(23回)
2.ツォンガ(18回)
3.R・ガスケ(フランス)(15回)
4.シモン(14回)
5.G・モンフィス(フランス)(11回)
5.G・フォルジェ(フランス)(11回)