ロッテ・佐々木朗希投手(20)が4月24日のオリックス戦で白井一行審判員(44)に詰め寄られた一件について、未だ余波が続いている。
9日にオンラインで開催された日本野球機構(NPB)の理事会と12球団による実行委員会では、球団側から『ノーモア騒動』の要望が出されたという。
「世間を騒がせたこういう案件が起きないようにするために、審判員のあり方をどう考えるべきかという議論はありました」とNPBの井原敦事務局長は説明。審判員側も2日にオンラインで全体ミーティングを行い、再発防止の意識を共有したという。
世間を騒がせた審判問題について、現役時代はヤクルトで活躍、球界OBでもある橋上秀樹氏(現BCリーグ新潟監督)は自身のYouTubeチャンネルでこの問題について言及。
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「人間がやっていることなのでお互いに感情はある。うまくやったらいい」としながらも、審判に対しては「威厳を持つのはいいけど、立場をわきまえることも大事」と話した。
今回の一件、球審を務めた白井審判員が20歳の佐々木に詰め寄ったことで「大人気ない」と騒動に拍車をかけた側面もある。背景には古くから審判の判定には選手は文句を言わずに従うという暗黙のルールも見え隠れする。いずれにせよ選手、審判ともゲームを進めるためには欠かせないピースとあって、お互いの理解、歩み寄りの姿勢が今後も大事になってくるという。
一方で同情を集めている佐々木に対してもこう橋上氏は助言する。「審判は敵にしちゃ絶対良くない」とキッパリ。多くの球界OBも同様の発言を行っているが、実際に同氏が楽天球団でコーチを務めていたときも、選手と審判の間に入ったことも度々あったという。判定に対して不満に思うことはあっても顔に出すことで得になることは何もないというのだ。
佐々木の次回登板は13日のオリックス戦(京セラ)に内定。完全試合を行った4月10日、初回にいきなり安打を浴びた4月24日の試合、そして今回を含め、早くも今シーズン3度目のマッチアップとなる。現在、オリックスは新型コロナ陽性の影響で主砲の吉田正、安達を欠くなど苦しいチーム状況だけに佐々木としてもしっかり勝ち星を取りにいきたいところ。冷静に試合を支配できるかが勝負の分かれ目となりそうだ。
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