男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は9日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク56位のF・フォニーニ(イタリア)が同162位のD・ティーム(オーストリア)を6-4, 7-6 (7-5)のストレ…

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は9日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク56位のF・フォニーニ(イタリア)が同162位のD・ティーム(オーストリア)を6-4, 7-6 (7-5)のストレートで破り、2019年以来3年ぶりの初戦突破を果たした。
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フォニーニはこの日、第8ゲームで3ゲーム連取に成功し48分で第1セットを先取。第2セットでは、両者は1度ずつのブレークを奪い、タイブレークに突入するとフォニーニが3度のミニブレークに成功し1時間53分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでフォニーニのコメントを紹介している。
「もちろん、勝ったのでうれしい。偉大なチャンピオンと対戦するのは決して簡単なことではない。この素晴らしい雰囲気の中でプレーできるチャンスがまた一つ増えたんだから、ハッピーだよ」
「いつも難しいね、特に今は35歳だから。走っていても、いい気分だよ。もちろん、自分のプレーでやるべきことはあるし、(コートの)コンディションが本当に遅いから、もっとボールをプッシュできるようにしたい。でも、このようなコンディションは誰にとってもタフだよ」
勝利したフォニーニは2回戦で第10シードのJ・シナー(イタリア)と世界ランク40位のP・マルティネス(スペイン)のどちらかと対戦する。
同日には第13シードのD・シャポバロフ(カナダ)、第15シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)、世界ランク22位のA・デ ミノー(オーストラリア)らが2回戦に駒を進めている。