テレワークが増えてきたとはいえ、日々の会議は社会人にとって「必修科目」ともいえます。とはいえ、できるだけ効率良く会議を…
テレワークが増えてきたとはいえ、日々の会議は社会人にとって「必修科目」ともいえます。とはいえ、できるだけ効率良く会議を進めたいとは誰しもが思っていることではないでしょうか。
そこで今回は最近注目を集めつつある「55協定」を取り上げます。これは業務中の5分間休憩で脳の生産性を高めるという意味合いを持つもの。55分働いて5分チル休みをとる「55協定」です。
合同会社Endian(本社:大阪市北区、共同代表職務執行者:今井新)が展開するリラクゼーションドリンクブランド「CHILL OUT(チルアウト)」が20~59歳の会社員を対象に「会議時間と生産性」に関するアンケートを実施したところ、会社員の7割以上が、60分単位の会議時間を「短縮したい」と思っていることが分かりました。
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調査概要
■調査対象:全国の20歳~59歳会社員
■調査期間:2022年3月16日~3月17日
■サンプル数:500人
■調査方法:Webアンケート調査
■調査委託先:株式会社ネオマーケティング
5分間の休憩を取るメリット
一般的に大人の集中力が持つのは約50分程度といわれています。この時間をオーバーすることで、どうしても集中力が途切れてしまいがちだというのです。
どうしたらこの問題を解消できるか。業務中に5分間の休憩を取ることで業務における生産性にどのような影響を与えるかを確認するため、脳の認知機能を調査する実験を行いました。その結果、業務中の5分間休憩により知的生産性が改善したことを示唆する結果が得られたといいます。
アイデアを必要とするような業務や問題解決に取り組む際に、一旦その問題から離れることで無意識のうちにアイデアが広がることがあることが先行研究では知られており、問題解決の「インキュベーション期間」と呼ばれています。
マインドワンダリング期間を設ける
この「インキュベーション期間」は脳が目の前の課題にのみ注意を向けている状態から解放された、「マインドワンダリング」と呼ばれる状態に入っていることが脳神経科学研究で明らかになってきています。
ずっと集中して会議を続けるよりもこの「マインドワンダリング」期間を設けることでより良いアイデアが生まれたり、問題解決につながる方法が見つかるというのです。
この結果を踏まえ「CHILL OUT」では、60分単位の会議などの業務スケジュールを55分間に短縮して5分間の休憩を取る、チルなワークスタイル「55(ゴーゴー)協定」を提唱することにしました。
チルとは心身のリラックスした状態を指す言葉で、ストレス社会ともいえる現代にとって、とても大事な概念ともいわれています。
より質の高い休憩を取るために大事なこと
今回「55協定」の取り組みを監修した早稲田大学・スポーツ科学学術院の西多昌規准教授によると「より質の高い休憩をとるためには、フィジカル・ディスタンス(身体的距離)とメンタル・ディスタンス(精神的距離)を意識することが大事」といいます。
フィジカル・ディスタンスは文字通り、仕事場から離れることを指します。「デスクで働いていたら立ち上がって少し移動してみる。遠くを眺めながら、軽いストレッチをするのもおすすめです」。一方のメンタル・ディスタンスは「仕事から頭を離すこと」。この切り替えには香りや音楽、また飲み物の力を借りることも有効だといいます。
令和のワークスタイル
最近はリモートワークの普及などもあり、「令和の働き方」は急速に変化しています。便利なことが多くなる一方で、新しい働き方の問題点も目立つようになってきました。具体的には、テレワークが増えたことで逆に就業時間が曖昧となり、パソコンと向き合う時間が増え、疲労が蓄積、夜や休日にも仕事をしてしまう長時間労働などが挙げられます。
また今後の働き方に関しても、AIなどの普及により、単純作業よりも知的生産性がより重要視される時代になってくるともいわれています。よりクリエイティヴな仕事を実現するためにも、5分休憩で区切りをつけて、リフレッシュと集中力の回復を図ることは時代に即した習慣となっていくかもしれません。誰しもが簡単に取り組める「55協定」、あなたの会社でも取り入れてみてはいかがでしょうか。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。