西武・源田壮亮内野手が7日、1軍の出場選手登録を抹消された。前日の日本ハム戦で右足首に自打球を当てて負傷交代しており、…
西武・源田壮亮内野手が7日、1軍の出場選手登録を抹消された。前日の日本ハム戦で右足首に自打球を当てて負傷交代しており、この日に都内の病院で右足の舟状骨骨挫傷と診断された。
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キャプテンも務める攻守の要の離脱は、チームには大きな痛手。そしてそれ以上に、源田にとっては踏んだり蹴ったりの状況が続いている。一部ネットニュースでも話題になったが、心ない転売ヤーのようなファンの行為が明らかになった直後だったのだ。
西武はこどもの日の5日のロッテ戦で、主催球場のベルーナドームに来場した小学生以下のファン全員に、源田がデザインを監修したキッズグラブを配布した。野球人口が減少の一途をたどる中、少しでも子供たちに野球に直接触れてほしいという思いが込められていた。
だが、その日の夕方にはこのグラブが大量にフリマサイトのヤフオクやメルカリで売り出されていたのだ。
世間では悪質な転売行為が絶えないことから、「転売ヤー」として忌み嫌われている。特に限定ものや供給量の少ない高額商品は狙われやすい。コンサートなどのイベント配布物や、2020年11月に発売された人気ゲーム機のプレイステーション5は未だに品薄で、定価の倍近い値段で転売品が取引されている。
これにはネット上で「源田選手の気持ちも、子どもたちの気持ちも、グローブを作った人たちの気持ちも、何もかも踏みにじる行為」「出品した親のモラルハザードが凄い」など批判的な意見が相次いだ。
もっとも、全てが批判一色というわけでもない。「野球をしないからいらないという子もいる」「適性な値段で売って、欲しい人に渡るほうがいいのでは」など、感情的にならず指摘する声もあった。
またネット上での取引価格は概ね3000円前後。子どもと、引率する親と、少なくともチケットが2枚必要なことを考えれば、最初から転売目的で入場したとは考えにくい。配送料とヤフオクなどのシステム利用料を考えれば、利益は2000円前後。あくまで観戦のついでに入手したグラブの使い途に困り、出品する親が続出したと見る向きが正しいのかもしれない。
中には「転売するくらいなら、最初から不要と申し出て受け取らなければ良い」「地方のファンにしてみれば、3000円で源田モデルのキッズグローブがもらえるのは魅力的なのかもしれない」「行きたくても行けないファンもいる」などさまざまな対処法や、遠方に住むファンに対する利益還元の場になっていることを指摘する声もあった。
ただし、西武球団や源田本人には、あくまで野球普及へ向けた強い思いがさせた、太っ腹な企画であったことは確か。その本意からは外れる結果に、転売について全面的に賛成する声はほぼ見られなかった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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