15日に東京競馬場で開催される第17回ヴィクトリアマイル(GI、芝1600m)の…
15日に東京競馬場で開催される第17回ヴィクトリアマイル(GI、芝1600m)のデータを紹介する。
右前脚の繋靱帯炎で休養していた無敗の牝馬三冠・デアリングタクトが約1年ぶりの復帰戦。このほか、前年の大阪杯覇者で今年も2着好走のレイパパレ、前年の桜花賞馬でフェブラリーS3着のソダシ、スプリント路線から再びマイルGIへ挑むレシステンシアなど、各路線の牝馬トップクラスが集結する。
ここでは過去10年データから、予想のヒントになる「脚質傾向」を分析していく。
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■“一手先”に動いた馬の戴冠が目立つ
過去10年、逃げ【1-0-1-8】、先行【3-3-2-30】、差し【6-6-5-61】、追込【0-1-2-48】。逃げ・追込の極端な脚質は厳しく、先行・差しが理想のポジションとなる。
逃げは2014年に11番人気のヴィルシーナが優勝、翌15年に18番人気のミナレットが3着の大波乱を演出したが、以降、馬券には絡んでおらず、19年には2番人気のアエロリットが逃げて5着に敗れた。
昨年は4角10番手の馬がワン・ツー。1番人気のグランアレグリアがメンバー最速の上がり3F32秒6を繰り出し優勝、2着には10番人気のランブリングアレーが同じ位置から上がり3F33秒2で追い込んだ。
ただ、2020年は好位追走の馬が上位を独占。1番人気で制したアーモンドアイは4角4番手からの抜け出し、2着にも4角3番手の4番人気サウンドキアラが上がり、12番人気のトロワゼトワルが4着に逃げ粘っている。
グランアレグリアとアーモンドアイの印象から「上がり最速」がキーワードに思えるが、上がり3Fのデータは1位【3-3-1-5】、2位【2-0-2-9】、3位【2-2-1-6】、4・5位【1-2-2-14】、6位以下【2-3-4-112】。2019年には上がり3位タイのノームコアが、上がり最速のプリモシーンをクビ差退け、18年は上がり2位のジュールポレールが上がり最速のリスグラシューをハナ差抑えるなど、“一手先”に動いた馬の戴冠が目立つ。
デアリングタクトは休み明けで久々のマイル戦。後手を踏むようであれば、好位差しの馬に足元をすくわれる可能性は十分にあり、レイパパレ、ソダシ、レシステンシアは前すぎる感がある。そうなるとマイル戦で好位差しの競馬ができるソングラインやファインルージュらが浮上してくる。
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文・SPREAD編集部