国際テニス連盟のITFは5日、公式サイトに世界最高年齢98歳のウクライナ人テニスプレーヤー、レオニード・スタニスラフスキー氏のコメントを公式サイトに掲載。ロシアが母国への侵攻を続ける中、フロリダ州パームビーチ郡で開催された大会に参加した。…

国際テニス連盟のITFは5日、公式サイトに世界最高年齢98歳のウクライナ人テニスプレーヤー、レオニード・スタニスラフスキー氏のコメントを公式サイトに掲載。ロシアが母国への侵攻を続ける中、フロリダ州パームビーチ郡で開催された大会に参加した。
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スタニスラフスキー氏はITFスーパーシニア世界個人選手権(アメリカ/フロリダ、クレー、ITF)に出場。1回戦で第2シードで出場する90歳ジョージ・マッケイブに1-6, 1-6のストレートで敗れ、初戦敗退となったものの観客から大きな声援を受けた。
試合後、スタニスラフスキーは次のように語っている。
「この試合で一番気に入ったのは8歳年下のアメリカ人プレーヤーと対戦したことだね。ジョージはとてもいいプレーをしたけど、僕はこの勝負が好きなんだ。ジョージはとてもいいプレーをした。美しいゲームだったし、パワフルだったよ」
「ここにいるのは簡単なことではない。年齢を忘れないで。僕は98歳だ。でも僕は強くあろうとしたよ」
また、3月にはロシア侵攻の影響により、60年以上住んでいる自宅に閉じこもっていると明かしたスタニスラフスキー氏。現在の状況について「今、ウクライナは戦争で大変なことになっている。僕がこの瞬間にウクライナを代表することはとても重要なことなんだ。今、アメリカでテニスをすること、そしてウクライナを代表することは、私にとって名誉なことだ」とコメントしている。