【サガン鳥栖対セレッソ大阪 5月3日】 鳥栖のスタジアムに行くのは初めてだった。 初めてのスタジアムというのはワクワク感…

サガン鳥栖セレッソ大阪 5月3日】

 鳥栖のスタジアムに行くのは初めてだった。

 初めてのスタジアムというのはワクワク感がある。海外でも国内でもそれは変わらない。鳥栖の駅を降りるとプラットフォームから「駅前不動産スタジアム」は線路越しに見える。これだけ近いと安心感がある。立ち食いの「ゴボウ天うどん」を食べて、改札口を出ると「駅前不動産鳥栖店」がある。

 風が吹いていた晴天のスタジアムは心地よかった。ゴールデンウィークということもあって、14055人のファンが集った。大阪からも大勢のファンがやって来ていた。

 ゴールになりそうでならない試合が続いた。

 試合が動いたのは73分だった。ブルーノ・メンデスのシュートは田代雅也の腕に当たってハンドボールのPK。これをメンデスはGKの飛んだ方向とは逆の右隅に決めた。いい時間のゴールだったので、このまま試合が終わってしまうのではないかと思った。

■「藤田のゴールは、凄かったー」

 だが、83分、ビハインドの後にピッチに入った藤田直之が振り抜いた左足からの力強いシュートはGKから逃げるようにきれいなカーブを描いてゴール右隅に突き刺さった。

 鳥栖の場内アナウンサーは試合終了後に「勝てなかったけれど、負けなかった」「藤田のゴールは、凄かったー」と叫んだ。

 その凄いゴールを放った藤田はインタビューを受けた後、一人で鳥栖のファンに挨拶した後、前所属のセレッソ・サポーターの前にやって来た。「ごめんね」ポーズをして、頭を下げた。セレッソ・サポーターからは拍手と笑いと「いいぞ」という声援が飛んだ。

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