国際卓球連盟(ITTF)は5月3日、2022年第18週の世界ランキングを発表した。今週はWTTフィーダー・デュッセルドルフⅠとⅡの結果が反映されている。また、2020年までのポイントについては完全に取り除かれ、2021年の大会からのポイント…
国際卓球連盟(ITTF)は5月3日、2022年第18週の世界ランキングを発表した。今週はWTTフィーダー・デュッセルドルフⅠとⅡの結果が反映されている。また、2020年までのポイントについては完全に取り除かれ、2021年の大会からのポイントが反映される。
シングルスではトップ10以外も大幅な順位変動
この大幅なポイント変動により、男子シングルス世界ランキングトップ10の顔ぶれも大きく変化した。
写真:ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)/提供:WTT
トップ10以外からはトルルス・モーレゴード(スウェーデン)が15位から5位、ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)が11位から6位、クアドリ・アルナ(ナイジェリア)が12位から10位へとランクインした。
写真:ワン・ユージン(カナダ)/提供:WTT
トップ10外でも驚異的な上昇を見せた選手が多数いる。フランスの若き天才、アレクシス・ルブランは214位から一気に43位にまで上昇した。ワン・ユージン(カナダ)もまた、145位から47位と100位近く上昇している。
写真:戸上隼輔(明治大)/撮影:ラリーズ編集部
日本人選手でも宇田幸矢(明治大)が31位から27位、戸上隼輔(明治大)が67位から49位にまで上昇し、張本智和(IMG)に次いで日本男子で2番目、3番目の順位となった。また、丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)は日本人で5番目の67位に降下した。
男子シングルス世界トップ10、日本男子シングルスの50位まで、男子ダブルストップ5、混合ダブルストップ5は以下の通り。
男子シングルス世界ランキングトップ10
1 樊振東(中国) 6900
2 馬龍(中国) 3400
3 梁靖崑(中国) 2700
4 ウーゴ・カルデラノ(ブラジル) 2570
5 トルルス・モーレゴード(スウェーデン) 2319
6 ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア) 2005
7 張本智和(日本) 1985
8 林昀儒(チャイニーズタイペイ) 1765
9 ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ) 1665
10 クアドリ・アルナ(ナイジェリア) 1565
※選手名右の数字はランキングポイント
日本男子シングルス世界ランキング(100位以内)
7 張本智和(IMG) 1985
27 宇田幸矢(明治大) 724
49 戸上隼輔(明治大) 350
64 木造勇人(個人) 246
67 丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス) 220
80 森薗政崇(BOBSON) 179
88 篠塚大登(愛知工業大) 154
※選手名右の数字はランキングポイント
男子ダブルス世界ランキングトップ5
1 戸上隼輔/宇田幸矢(日本) 2810
2 クリスチャン・カールソン/マティアス・ファルク(スウェーデン) 2639
3 樊振東/王楚欽(中国) 2350
5 張禹珍/林鐘勲(韓国) 2100
4 邱党/ベネディクト・デューダ(ドイツ) 2055
※選手名右の数字はランキングポイント
混合ダブルス世界ランキングトップ5
1 林昀儒/鄭怡静(チャイニーズタイペイ) 4620
2 王楚欽/孫頴莎(中国) 4000
3 エマニュエル・ルベッソン/ユアン・ジャナン(フランス) 3325
4 黄鎮廷/杜凱琹(中国香港) 1755
5 張本智和/早田ひな(日本) 1750
※選手名右の数字はランキングポイント
文:ラリーズ編集部