【ラ・リーガ バルセロナvsマジョルカ 2022年5月1日(日本時間28:00キックオフ)】 そんな中で、ハビエル・アギ…
【ラ・リーガ バルセロナvsマジョルカ 2022年5月1日(日本時間28:00キックオフ)】
そんな中で、ハビエル・アギーレ監督は59分に久保建英を投入したが、チームは防戦一方の展開が続いた。2トップの一角として前線に入った久保が攻撃の中でまともにボールを触るのは、それから15分後のことだった。
投入されてから、ボールに絡むまでの時間が長すぎたせいか、試合に入りきれなかった久保は、ようやく訪れた攻撃機会をシュートとパスの間のどっちつかずのようなボールで逸してしまう。
その後も、仕掛けてもゴールラインを割ってしまったり、ショートコーナーを受けても仕掛けずに下げるだけになったり、と久保は自身が投入された価値を見せつけることができない。
チームは79分にサルバ・セビージャのフリーキックをアントニオ・ライージョが決めて1点差としたが、久保はその後も輝くことができず。86分には右サイドでボールを持ったパブロ・マフェオが2人に囲まれたところで、サポートに来たイ・ガンインと久保のどちらも使わずに前進しようとして結局ボールを失ってしまうという場面もあり、ちぐはぐなまま試合が終わってしまった。
■「終盤はもっとロングパスを試すべきだったかもしれない」
戦前「99%の人はカンプ・ノウで我々が負けると思っているが、私は残りの1%を探す」と言っていたアギーレ監督だが、1%というのは勝利だけでなく引き分けも含まれていたのだろう。試合後には「結果には満足していないが、パフォーマンスには満足している」とした指揮官は、残り4試合となったリーグ戦でどのような戦い方を見せるだろうか。
勝ち点32で16位のマジョルカは次戦、勝ち点31で降格圏の18位(18~20位の3チームが降格)に位置するグラナダとの大一番を迎える。勝って残留に大きく近づきたいところだが、それよりも負けないことが優先されるだろう。スタメン起用に応えられなかっただけでなく、途中出場でも存在価値を示せなくなってしまった久保の居場所は、失われつつある。
アギーレ監督がいう「満足」に久保は含まれていない。指揮官は同時に「終盤はもっとロングパスを試すべきだったかもしれない」と発している。
チームの戦い方が久保と合っていない、という見方はできるが、残留争いのクライマックスを迎えたこの状況でどちらが優先されるかは明白だ。そんな状況で、それでも最後に救世主となれるかどうか。負けず嫌いな久保の意地に期待したい。
■試合結果
バルセロナ 2―1 マジョルカ
■得点
25分 メンフィス・デパイ(バルセロナ)
54分 セルヒオ・ブスケツ(バルセロナ)
79分 アントニオ・ライージョ(マジョルカ)