14日(日)からイタリア/ローマで幕を開けるBNLイタリア国際(レッドクレー/ATP1000)。1930年に産声をあげた本大会は、男子のマスターズ1000、女子のプレミア5に位置している。その為、世界ランキング上位選手の出場が義務付けられて…

14日(日)からイタリア/ローマで幕を開けるBNLイタリア国際(レッドクレー/ATP1000)。1930年に産声をあげた本大会は、男子のマスターズ1000、女子のプレミア5に位置している。その為、世界ランキング上位選手の出場が義務付けられており、全仏オープンの前哨戦として毎年高い注目度を誇る。[Draw]BNLイタリア国際 (5/12発表)

男子シングルスの最多優勝者記録保持者はラファエル・ナダル(スペイン)の7回。2013年を最後に王者の座を明け渡しているものの、華麗な復活を遂げたナダルが再び栄冠を手にし、新たな金字塔を打ち立てるのか、注目が集まる。

昨大会はアンディ・マレー(イギリス)が本大会初制覇を遂げた。決勝は大会3連覇を目論むノバク・ジョコビッチ(セルビア)との顔合わせ。序盤からジョコビッチを攻め立てたマレーは、好調なサーブとリターンで主導権を握り続け、6−3、6−3でストレート勝利。ナダルが持つ大会3連覇の記録に並ぼうとしたジョコビッチの夢は儚く散った。試合後「世界最強の選手に勝てたことを自信にしたい」とし、全仏に向けて「自信を持って挑む」と意気込んだマレー。しかし、再びジョコビッチと相見えた全仏決勝の舞台でマレーは苦杯を舐める。ローマからパリへ、ストーリーは親密に連なっている。

ムトゥア マドリッド・オープン(レッドクレー/ATP1000)準々決勝を右手首故障の影響から棄権した錦織圭(日清食品)は、2回戦で世界ランク30位のダビド・フェレール(スペイン)と同38位のフェリシアーノ・ロペス(スペイン)の勝者と対戦することが決まった。しかし、「全仏の方が僕にとって大事」と言い切る錦織だけに、本大会出場は右手首の状態次第になる。

尚、本サイトではBNLイタリア国際の試合を厳選して、連日テキスト速報でお送りします。是非お楽しみください。

■5/14の速報対象試合(予定)

19:00頃:フェルナンド・ベルダスコ(ESP) VS. ドナルド・ヤング(USA)

21:00頃:ファビオ・フォニーニ(ITA) VS. Matteo Berrettini(ITA)

23:00頃:ジョン・イズナー(USA) VS. アルベルト・ラモス(ESP)