前回、「施策プランレクチャー」「ロジカルシンキング講座」を受けた学生メンバーたち。 10回目となる今回は、日本車いすバ…
前回、「施策プランレクチャー」「ロジカルシンキング講座」を受けた学生メンバーたち。
10回目となる今回は、日本車いすバスケットボール連盟事務局長補佐・宮本有里恵氏と日本車いすバスケットボール連盟男子日本代表ヘッドコーチ兼男子U23日本代表ヘッドコーチ・京谷和幸氏をゲストにお招きし、2021年夏の大会や男子U23日本代表について伺いました。

車いすバスケットボール男子日本代表は2021年夏、国際大会で銀メダル獲得の快挙を達成。当時を振り返り京谷氏は、
「これまで以上に日本の強い部分を見せてやろうと思って(アメリカとの決勝戦に)臨んだ」と心境を明かしてくれました。
また、今年9月に開催が予定されている男子U23世界選手権の歴史や、男子U23日本代表強化指定選手について「(選手には)とにかく『夢と目標を持つ』ことを伝えています」と日々の目標について教えてもらいました。
さらに、日本車いすバスケットボール連盟事務局で日々行う仕事内容や、男子U23日本代表チームの今後の目標など、学生メンバーが直接インタビューすることで、より車いすバスケットボールに対する理解を深められました。


後半は、議論後の実行度と意思決定の質を高めるためにコンセンサス(合意形式)ゲームを実施。

コンセンサスゲームとは、
「ある課題について、グループ全員の合意(納得)によって意思決定をするゲーム」のこと。
まずは個人で、次に2つのグループに分かれ『砂漠に不時着したことを想定し、砂漠から生きて脱出するために12個のアイテムの中から必要なものを重要度の高い順に順番をつける』ことを議論しました。

最後は自分たちのプロジェクトである『パラスポデザインカレッジ』に置き換え、『前提をしっかりみんなで理解して目的をすり合わせる』、『それぞれの役割を明確にした上で優先順位を決める』ことを意識してディスカッション。目標達成のためにプロセスを明確にし、今後の活動に活かしていけるよう、メンバー全員で意見を出し合いました。
メンバーの声
櫻井莉乃(立正大学・2年)
「〈前半について〉
JWBF事務局宮本さん・京谷ヘッドコーチから注目選手の情報を沢山いただき、私自身も同年代選手のことをもっと知りたくなったし、同年代にはこんな選手がいるということを若者のみならず世間に知ってもらいたいと思いました。
〈後半について〉
コンテンツの役割を明確化するとともにそれぞれの自分の役割も明確化して、担当コンテンツに責任を持って活動したいと改めて思いました。また、今までPREP法なんて考えたことありませんでしたが、これから取材をする機会も多くあるので、相手に分かりやすく伝えるために日々の会話の中から意識したいです」
小野澤美優(中央大学・2年)
「選手以外の形で車いすバスケットボールに関わる方々のお話を聞くことで、車いすバスケットボールの魅力を伝えるための視点が増えたように感じました。
後半の合意形成講座のワークにおいて、適切に話し合ったほうが良いアイデアに到達できる事ができると実感しました。この経験をPDCの活動に活かしていきたいです」
秋山結香(武蔵大学・2年)
「まずはこのような機会を用意してくださったJWBFの皆様、京谷ヘッドコーチ、そして社員の皆さんに感謝したいです。U23大会の存在が日本代表への道に向けてどれだけ大きい存在であるかなどを改めて知ることができた上、インターネットには載っていないような貴重なお話も聞くことができました。この内容は今後のコンテンツ制作に積極的に繋げていきたいです。
インタビューの進行において失礼があったことや反省点は全員で振り返って次の活動に繋げていけるようにしたいです。一つ一つの体験を体験して終わるのではなく、次に繋げられるようにフィードバックのできる機会もまた積極的に設けられるようにしていきます」
笹屋帆乃か(日本体育大学・3年)
「宮本さん、京谷ヘッドコーチから今後のコンテンツに活かせる貴重なお話をたくさんして頂きました。U23の強化選手の特徴もお話してくださったので、その特徴に焦点を当てたコンテンツを発信していきたいです。
コンセンサススキル講座では想像以上にみんなと考え方が異なっていて面白かったです。グループで皆が納得した合意形成をすることの重要さを身に染みて感じました」
三宅恵梨菜(千葉大学・3年)
「人生初のインタビューで、かつ日本代表のHCを務める京谷さんとお話しするのは本当に緊張して焦りました。全く上手くいかなくて反省点ばかりが残ったインタビューになってしまったのは本当に悔しいです。ただ貴重な経験ができたこと、自分の弱さを知ることができる機会になったので今回のことを絶対に無駄にせず、次に生かしていけるように頑張ります」
増田知紘(東洋大学・3年)
「話し合いを進めていくうえで合意形成を意識しながら話し合いを進めていくことが重要になってくるということに気づくことができた。5月の体験会に向けて決めていかなくてはいけないことも多くなってくるのでこれを意識しながら話し合いを進めていきたいと思った」
上野山直樹(明治大学・2年)
「初めて取材をして緊張したがもうちょっとうまくやれそうだなと感じた。たくさん取材して取材対象者の魅力をうまく引き出せるようになりたい」
平田帆花(大正大学・2年)
「お二方から様々な話を聞いてやはり車いすバスケットボールに直接関わっている方からのお話は外からでは分からないこともたくさんあったため非常に貴重な時間を過ごすことができたと思う。
意見をお互いが言い合えば、個人で考えた意見よりもより良いものが生まれることを実際に体験できて良かった。これをPDCの話し合いの中でも生かしていかなければ今回のカリキュラムの意味が薄れてしまうと思うため意識していきたい」
平川優斗(法政大学・2年)
「京谷さん、宮本さんのお話からは私たちの力だけでは手に入れることのできない貴重なお話をたくさんお聞きすることができました。次は私たちが選手の皆さんの魅力を伝えられるよう、さらに頑張ります」
パラスポデザインカレッジとは
サントリーホールディングス株式会社が2014年に立ち上げた「サントリーチャレンジド・スポーツ プロジェクト」の一環としてスタート。
次世代を担う大学生たちが、パラスポーツを切り口に共生社会について自ら考え、アクションを起こして発信していく1年間にわたるプロジェクト。
車いすバスケットボールを中心に、大学生たち自身が試合のLIVE配信や選手インタビューを行い、さまざまなコンテンツを継続的に発信。